侍ジャパンが韓国に勝利、ピッチコム導入で進化する日本の野球

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月16日、東京ドームで行われた「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」において、侍ジャパンが韓国を相手に11-4で勝利を収めました

この試合では、広島カープの小園海斗内野手が「6番・遊撃」としてスタメン出場し、打撃面で2安打を記録しました

新技術「ピッチクロック」と「ピッチコム」の導入

試合では、ピッチクロックという新しい技術が導入されました

これは投手が投球するまでの時間を制限する仕組みで、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入る必要があります

制限時間を超えた場合、投手には1ボールが宣告されるため、投手のペースに大きな影響を与えます

また、ピッチコムは投手と捕手の間でサインを電子的に伝達するための機器です

侍ジャパンとしては今回の試合で初めて使用されました

坂本勇人選手は試合後、「最初の頃は焦りがあったが、次第に慣れて時間の使い方を工夫できるようになった」と述べ、効果を実感しました

選手たちの感想

坂本選手は、試合を通じて自分の選択肢を増やし、打席での余裕を持ちながらプレーできたことで、自己の成長を感じたとも語りました

また、観衆の応援に感謝し、今後のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けた意気込みも示しています

坂本選手は、「打つことよりも、状況に応じて工夫をすることが重要だ」と強調しました

試合のハイライト

選手名 ポジション 打数 安打 打点
小園海斗 遊撃手 4 2 0
坂本勇人 捕手 3 1 1
今回の試合を通じて、侍ジャパンの選手たちが新技術にどのように順応しているかが見えました。特にピッチクロックの導入は、試合のテンポを速め、戦略的なプレーをより一層促す要素となるでしょう。今後の国際大会に向けて、これらの技術がどう活用されるか注目です。
キーワード解説

  • ピッチクロックとは?:投手が投球するまでの時間を制限する仕組みで、試合のペースを速めるために導入されています。
  • ピッチコムとは?:投手と捕手がサインを伝達するための電子デバイスで、試合の戦略的プレーを支援します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。