中日・斎藤綱記投手が契約更改、年俸5500万円に増額

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中日ドラゴンズの斎藤綱記投手(28)が、2025年11月16日に名古屋のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改を行い、今季の年俸4500万円から1000万円増の5500万円で合意しました

2023年シーズンの振り返り

斎藤投手は2023年にチームに移籍後、2年連続で開幕1軍に名を連ね、特に開幕直後には13試合連続無失点という素晴らしい成績を残しました

無失点の記録は、投手としての実力を強く示すものであり、無失点とは相手チームに得点を許さない完璧なピッチングを意味します

しかし、5月16日の巨人戦で今季初失点を喫し、その後上肢のコンディション不良により出場選手登録が抹消されるという厳しい時期を迎えました

コンディション不良とは、肉体的な問題によってパフォーマンスが思わしくない状態を指します

シーズン終了後の課題

斎藤投手は6月20日に一軍に昇格しましたが、その後も調子を崩し、前年の登板数を下回る42試合の登板にとどまりました

2023年シーズンの成績は4勝、19ホールド、防御率1.64となっています

ホールドとは、試合の勝利に貢献する投手が記録するもので、特に試合終盤に登板して得点を許さなかった場合に記録されます

今後の予定と意気込み

現在、長期的な健康管理として左肩を完治させることに注力している斎藤投手は、PRP療法(自己血小板豊富血漿療法)も取り入れていることを明かしました

この療法は、損傷した組織の回復を助けるとされ、プロスポーツの選手によく用いられる治療法です

斎藤投手は「今後はシーズンを完走し、50試合以上に登板できるようにしたい」と語り、次のシーズンに向けた強い意志を示しました

この記事から見ると、中日・斎藤投手は今季の初期には好調だったものの、怪我や調子の波に悩まされ、その結果、登板数が減少しました。しかし、契約更改により経済的安定を得たことで、彼の今後のプレーが期待されます。健康管理と調整を重視している彼の姿勢は、ファンにも安心感を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 年俸とは?:選手がチームから受け取る給料のことです。
  • 無失点とは?:試合中に相手チームに得点を与えないことを指します。
  • ホールドとは?:試合でリードを保ちながら投げた投手に与えられる記録のことです。
  • PRP療法とは?:自分の血液から抽出した血小板を用いて、損傷を治す治療法のことです。

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