彼は2025年シーズンを通じて71試合に出場し、打率.246、52安打、4本塁打という自己最高の成績を収めたが、自己評価には満足していない様子だ
山村はシーズンの初めに二軍からスタートし、6月3日に一軍に昇格したことが、彼の悔しさを増している
「前半戦、もっと試合に出られたらなという思いもありましたし、後半戦の最初のほうにも二軍に落ちてしまった」と述べ、自身の疲労感に無自覚であったことを振り返っている
今季の一軍での経験は、体力だけでなく、食事の重要性についても学ぶ良い機会となった
「疲れると食事もしっかり取れないことを学んだので、来年はもっと良いコンディションで1年間戦えるようにしたい」と言い表し、来季の目標に向けた意気込みを見せている
来季の狙いは「レギュラー」ポジションであり、そのためには打撃力の向上が欠かせない
山村は「スイングスピードを上げること」をテーマとしており、それが打球速度に直結すると考えている
また、フィジカルの強化にも注力し、「ガッツリとウエートトレーニングを行い、今より一回り二回りぐらい筋肉を大きくすることが目標」だと語る
今シーズンは、主に三塁（スタメン36試合）と二塁（同17試合）での出場が多かったが、チームメイトの渡部聖弥が三塁守備に取り組んでいることから、コンバートの可能性も浮上している
山村は現在、外野手としての守備にも取り組んでおり、自己の引き出しを増やしている
「守備位置はどこでもいいですが、まず打たないと出られない」という彼の言葉からは、一軍で生き残るための強い意志を感じる
打撃でのアピールが全てであると認識し、来季の飛躍に向け大胆な挑戦を続けていく
山村崇嘉選手の意気込みは非常に印象的です。自分の課題を自覚し、それを改善するために具体的なプランを持っている姿勢が、プロフェッショナルであることを感じさせます。打撃の向上や体力強化など、彼の努力が成果につながることを期待したいです。
キーワード解説
- レギュラーとは？: レギュラーは、スポーツにおいて安定して出場する選手のことを指し、主力選手としてチームに貢献します。
- スイングスピードとは？: スイングスピードは、バットを振る速度のことで、打球の飛距離に大きな影響を与えます。
- ウエートトレーニングとは？: ウエートトレーニングは、筋肉を増強するためのトレーニング方法で、特に筋肉を鍛えるために重りを使います。
