移籍2年目の今季、板山選手は自己最多の84試合に出場し、二塁や三塁でのスタメン起用や代打としても活躍しました
自身の今季について板山選手は、「全体的に見たら悔しい、もっとできたなというシーズンだった」と振り返り、特に変化球攻めに苦しんだことを挙げています
プロ野球は投球のバリエーションが豊富なため、特に変化球とは投手がボールの軌道を変える技術であり、打者はそれに適応する必要があります
板山選手は「対応力を上げていかないと苦しい
このオフは野球人生で一番練習したと言えるほどのオフにしたい」と、自身の向上を誓いました
また、シーズン後半にはクライマックスシリーズ(CS)争いに参加するも、個人的には力になれなかったと述べ、「来年はAクラス、強いタイガースを倒して優勝できるような、そのワンピースになれるように頑張りたい」と目標を掲げました
板山選手は自身の古巣である阪神タイガースの強さについて、「投手がよく、野手も1番から5番の安定感と守っていての重圧は非常に感じていた」とその実力を認め、「もっともっと自分らはレベルアップしないといけない」と感じていることを明かしました
来季は球団創立90周年となる中日ドラゴンズにとって、板山選手の成長は勝利への重要な要素となることでしょう
板山選手の発言からは、自身の課題をしっかり認識しさらなる成長を目指す意欲が感じられます。特に、変化球への対応力を向上させる意向は、今後のプレーに大いに役立つことでしょう。来季の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 契約更改とは?:選手と球団の間で年俸や契約内容を再確認し合意することを指します。
- 変化球とは?:投手がストレート以外の球種でボールの軌道を変化させ、打者を打ち取るための技術です。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のプレーオフ制度で、リーグ上位チームが優勝を目指して戦います。

