日本ハム、育成選手契約を発表 – 宮内春輝選手の来季への覚悟

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日本ハムファイターズは、2025年11月16日に松本遼大投手、清宮虎多朗投手、松岡洸希投手、宮内春輝投手、根本悠楓投手、山口アタル選手との育成選手契約を締結したことを発表した

今回の契約により、松岡選手の背番号は「116」、宮内選手は「117」、根本選手は「159」に変更される

宮内春輝選手は、今季は2軍で33試合に出場し、防御率3.34という成績を収めた

7月には支配下登録を勝ち取るも、シーズン後半には調子を落とし1軍での登板は果たせなかった

オフには3度目の戦力外通告を受けるという厳しい状況に置かれていたが、来季への意気込みを語った

「後半戦で調子を落としたのがこういう結果になった

来年は1年間通して成績を残せるようにやっていきたい」と一層の覚悟を示した宮内選手

サイドスローから最速153キロを記録する右腕は、投球フォームの改善に取り組む意向も明かした

「腰の回転を縦から横にしたい

腕の振りと一緒の回転に見直したい」と課題を掲げている

また、参考にしている投手として、メジャーリーグにおけるサイド気味のフォームから速球を投げる選手たちの動画を挙げている

特に、メッツの守護神ディアスや、サイヤング賞を獲得したパイレーツのスキーンズのパフォーマンスを研究し、ヒントを得ているという

宮内選手は2022年のドラフトで6位指名されてプロ入りし、来季でプロ4年目を迎える

「支配下になって終わったら意味がない

リリーフ陣の勝ちパターンに入っていけるようにやっていきたい」と、より高いレベルでの活躍を目指して力を入れている様子が伺える

29歳の苦労人が、1軍の舞台で輝く日を期待したい

今回の報告は、宮内春輝選手の成長と次シーズンへの意気込みが伝わる内容でした。育成選手契約を結ぶ選手たちは、成績を残すだけでなく、自らの課題を見直し、改善点を積極的に求めている様子が印象的です。宮内選手が挙げたように、身体の使い方や投球フォームの研究は、成功するための鍵となります。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 育成選手契約とは?:育成選手契約は、選手がプロ野球チームと契約を結ぶものの、支配下選手として登録されず、特定の制限のある位置づけであることを指す。
  • サイドスローとは?:サイドスローは、投球の際に投手が横に近いアングルで腕を振るフォームを指し、一般的に横方向のスピンがかかりやすい特徴がある。
  • 支配下登録とは?:支配下登録は、プロ野球チームが所属選手として正式に登録し、試合に出場できる資格を得ることを意味する。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が試合で相手チームに与える得点の平均を示す指標で、低いほど優れた投手を意味する。

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