日本ハムが育成契約を結んだ投手3名の今後に期待

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日本ハムは、2025年11月16日に宮内春輝投手(29)、松岡洸希投手(25)、根本悠楓投手(22)の3名と育成選手契約を結んだことを発表しました

これにより、彼らはそれぞれ新たな背番号を持って、再スタートを切ることになります

宮内は「117」、松岡は「116」、根本は「159」という背番号が与えられました

宮内投手は、2022年度のドラフトで6位指名を受け、日本製紙石巻から入団しました

プロ初年度の2023年には15試合に登板し、1勝1ホールドという成績を収めましたが、その秋季キャンプ中に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大怪我を負い、手術を受けることとなりました

オフシーズンに育成選手契約を結び、今年の7月には再度支配下登録されましたが、シーズン終了後に戦力外通告を受け、再び育成契約に移行しました

松岡投手は、2022年オフに現役ドラフトで西武から加入

2023年には支配下登録を果たし、開幕1軍にも名を連ねましたが、その後は2軍での調整が続きました

来季は3度目の支配下登録を目指し、さらなる成長が期待されます

最後に、根本投手は2020年度のドラフトで5位指名を受けて入団し、2シーズンで合計16試合に登板

2022年にはアジアチャンピオンシップにも選出されるなどの実績がありますが、今季は1軍登板がなく、8月には左肘関節のクリーニング手術を受けるなど、厳しい状況が続いています

また、日本ハムは育成選手として松本遼大投手(23)、清宮虎多朗投手(25)、山口アタル外野手(26)との再契約も発表しました

宮内投手は契約後、「選手としての評価はしていただけたので、あとは自分の力を上げるだけ」と意気込みを語り、1軍リリーフ陣の一員としての目標を明確にしました

プロ野球の日本ハムが育成契約を結んだ選手たちは、厳しい状態を乗り越えようとしている。彼らの成長を願うファンにとっては、希望を感じられるニュースであり、特に宮内投手の意気込みには期待が高まる。
キーワード解説

  • 育成選手契約とは?:プロ野球チームが選手に対して、支配下登録ではなく育成契約を結ぶこと。育成選手としてチームに残ることで、再び支配下登録を目指すチャンスが与えられる制度。
  • 支配下登録とは?:プロ野球において、選手がチームに所属する正式な登録のこと。支配下選手は1軍や2軍での試合出場が可能となる。
  • 前十字靱帯とは?:膝の関節内にある重要な靱帯で、膝の安定性を保つ役割を担っている。断裂すると、手術やリハビリが必要となることが多い。

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