森選手の年俸は470万円ダウンの400万円で契約され、2025年のシーズンに向けて新たなスタートを切ることとなった
森選手は今季、1軍キャンプのスタートから右肘を痛め、今春には「尺側側副靱帯再建術」、一般にはトミー・ジョン手術として知られる手術を受け、現在はリハビリに励んでいる
この手術は、靱帯の再建を行うもので、特にピッチャーにとってはケガから復活するための重要な手術である
現在、森選手はキャッチボールを40メートルの距離で行い、傾斜での投球も行うなど、リハビリは順調に進んでいる
「来年契約していただいた感謝の気持ちで取り組む
支配下契約に戻り、頑張って年俸を取り返したい」と抱負を語った
彼は、来年の3月末から4月には2軍の試合に復帰する予定で、強く支配下復帰を目指している
森選手は「そこで支配下登録される時は1軍の戦力となるように」とも語り、育成契約が自分にとってのラストチャンスであることを強く認識している
森博人選手が育成契約を結ぶことは、再起の大きなステップとなる。特にトミー・ジョン手術を経た選手にとって、使えるかどうかの懸念が多い中で、リハビリを経て再び競技に戻ることができるかは重要なポイントであり、彼の努力が結果に結びつくことを期待したい。
キーワード解説
- 育成契約とは?選手が支配下契約ではなく、育成枠として契約を結ぶ形で、将来的に支配下登録されることを目指す契約のこと。
- 右肘とは?野球選手にとって非常に重要な部位であり、投球動作に直接関わるため、ケガが多い部位でもある。
- 尺側側副靱帯再建術とは?肘の内側にある靱帯が損傷した際に行う手術で、再建することで投球機能を修復する手術。

