青学大・中西聖輝投手、完投勝利で連覇への第一歩を切る

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◇16日 明治神宮野球大会大学の部準々決勝 仏教大―青学大(神宮)では、青学大(東都)の中西聖輝投手(21)が圧倒的な投球で仏教大(関西1)を3安打1失点に抑え、完投勝利をマークした

9回に1点を失ったものの、試合を支配して8回まで被安打1の見事な投球を披露した

この結果、青学大は2-1で勝利し、連覇へ向けて好発進を果たした

また、立命大(関西2)は明大(東京六)の試合において延長10回タイブレークを7-2で制し、17年ぶりの4強進出を決めた

青学大は18日の準決勝で名城大(愛知・東海・北陸)と戦うことになる

中西投手は、打撃でもチームに貢献

先制適時打を放ち、投げては1失点で完投と、学生野球最後のタイトルを手にするための強い意志を示した

昨年の大会では、創価大のドラフト1位立石投手を相手に決勝戦で2失点に抑える活躍を見せたが、今年の大学選手権では東北福祉大に敗北した

「全員で日本一になって、笑って終わりたい」と中西投手は語り、最後のタイトル獲得を目指している

この日の試合では、指名打者制がないため、投手として「9番・投手」で先発出場した中西投手

4回にはフルカウントから147キロの直球をセンター返しにし、先制点を挙げる強襲内野安打を記録した

「打撃は好き」と話しており、さらなる成果を見せた

また、走塁でも活躍しつつ、投球にも力を入れた中西投手は、最速148キロの直球を中心に戦ったが、「フォークが調子悪く、使い物にならなかった」としながらも、カーブやスライダーを有効に使いこなした

結果、11奪三振を挙げるなどし、1失点で完投を成し遂げた

「頂点へ残り2勝

負けることは考えてない

このチームに負けは似合わない

笑って終わりたい」と語る中西投手は、最後まで笑顔で腕を振る覚悟を決めている

今回の試合では中西聖輝投手の圧巻のパフォーマンスが光り、チームの連覇に向けた重要な一勝を挙げました。また、投打にわたる活躍から、彼が持つ多才な選手としてのポテンシャルも際立っています。次の試合に向けた意気込みが感じられ、今後の展開にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 完投勝利とは?:ピッチャーが試合の全てのイニングを投げ切り、自らの力でチームを勝利に導くことを指します。
  • 奪三振とは?:投手がバッターを三振に取ること。多くの奪三振は、投手の能力を示す重要な指標となります。
  • 直球とは?:投手が基本的に投げる速い球のこと。打者にとっては最も打ちやすい球種ですが、スピードやキレが重要です。

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