両選手ともに、15日に行われたロッテとの練習試合から一夜明けての登板であり、その意気込みが分かるものとなった
練習試合からの熱意
益田投手は練習試合で5番手として登板し、1イニングを無失点で終えたその翌日に120球を投げるという驚異的な数をこなした
一方、高投手は、練習試合で3回を32球投げた後、プロ入り最多となる208球をブルペンで投げ込んだ
これに対し、新井貴浩監督(48)は彼らのコミットメントについて称賛を惜しまなかった
身体と感覚の結びつき
益田選手は、前日に投げた際の感覚を自分の体に刻み込みたいという意図を持ち、球数を重ねることで得られる成長を見越し、投球に望む姿勢を見せている高選手は、体力を基にした投球フォームの改良を意識しており、下半身を使う感覚を掴むために多くの球を投げることの重要性を語った
反省点と今後の課題
益田投手は、ロッテ戦での投球を振り返り、特に追い込むまでの過程に問題があったとし、修正点を見つけることに注力しているまた、高選手は自身の投球スタイルの課題について述べ、「課題が多く見えたのが収穫」と受け止め、次のステップに向けて意気込んでいる
コーチ陣からの期待
球団のキーパーソンである黒田博樹アドバイザーは、投げ込みが持つ重要性について長年訴えてきた実戦登板直後のブルペン練習は異例であり、選手たちの高い意欲を象徴していると言えるだろう
新井監督は、この流れが来季に良い影響を及ぼすと期待を寄せている
投手たちの決意
選手たちの努力の先に、来シーズンの成功に繋がることを願うファンは多いだろう特に、益田投手はシュート成分の多いツーシームとスライダーの組み合わせで、1軍定着を目指している
これからの成長に注目したい
広島の若手投手が異例の体力を見せる中、来季への意気込みが伝わってきます。特に、益田選手や高選手の自己研鑽の姿勢は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- ツーシームとは?:特にシュート成分を持つボールで、打者の内角に食い込むような軌道で投げられるため、打ちにくい球と言われています。
- スライダーとは?:ボールが横に曲がるように投げられる球種で、打者にとってはストライクかボールかの判断が難しく、効果的なボールです。
- ブルペンとは?:試合に出る選手が実際に投球練習を行う場所で、選手の調整や試合前のサブ投手が登板する場面が見られます。

