巨人、秋季キャンプでの新戦力育成に意欲−自主トレの成果を重視

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11月13日、DAZNが配信する「週刊!フユプロ ~冬のプロ野球徹底ガイド~」で、読売ジャイアンツの秋季キャンプに関する特集が放送された

進行役の山本萩子氏をはじめ、解説を務める吉井理人氏や杉谷拳士氏、さらにゲストとして西尾典文氏を迎えた豪華なラインナップが注目を集めた

圧倒的な巨人の練習量

番組では、巨人の秋季キャンプに密着し、阿部慎之助監督や首脳陣とのインタビューが行われた

阿部監督は「”地獄の”と表現されたけど、実際そこまで厳しいわけではない」と述べつつも、今後のチーム作りについて「今いる現有戦力でどういうチームを作るかを考えたい」と語った

岡本和真選手がポスティング制度を用いてチームを去る中、若手選手の成長を期待する意図が感じられる

橋上秀樹オフェンスコーチも「レギュラーが空いている状態なので、若手にとってはやりがいがある」と話し、環境が若手選手にとって大きなチャンスをもたらしていると強調した

練習メニューを見たスタジオの吉井氏や杉谷氏、西尾氏はその量に驚愕の表情を見せた

阿部監督は「この練習量を通して多くの引き出しを作ってほしい」と述べ、「個々の気付き」を大切にする姿勢を示した

自主トレのサボりをキャンプの初日に見抜く

秋季キャンプ終了後、選手たちは2月1日まで自主トレに入る

この自主トレ期間中にどれだけ身体を作るかが、春季キャンプを乗り切るための鍵となる

吉井氏は「春季キャンプ初日に見れば、その選手が自主トレをしっかりやってきたか分かる」と話した

また、ブルペンでのウォーミングアップから多くのことがわかるとも付け加え、「誰とは言わない」と冗談混じりに答えた

吉井氏は自主性の重要性に触れ、「自主性と主体性は似ているが異なるもので、自ら主体的に行動してほしい」と強調した

練習前後に選手とのコミュニケーションを大切にしているとし、「ただ練習をするだけでは時間の無駄だ」と、自分を振り返る重要性についても述べた

巨人の秋季キャンプでは、阿部監督がチームの新たな戦力育成に注力していることが分かりました。特に自主トレの重要性を理解し、自ら主体的に行動する姿勢が求められています。このような取り組みが若手選手の成長を促し、新しいチーム作りに寄与することが期待されます。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?選手が海外のチームと契約を結ぶための手続きで、球団が他球団に選手の移籍を許可する制度です。
  • 自主トレとは?選手がシーズンオフやキャンプ期間中に自分の意志で行うトレーニングのことです。

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