ヤクルト・西舘昂汰、復帰への第一歩を踏み出す

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東京ヤクルトスワローズの若手投手、西舘昂汰(にしだてこうた)が、2024年に施されたトミー・ジョン手術からの復帰を目指して、愛媛県松山市で行われた秋季キャンプで初のライブBP(バッティングプラクティス)に登板しました

この日の登板では、打者3人に20球を投じ、安打性の打球を2本浴びたものの、投球内容には手応えを感じている様子です

トミー・ジョン手術とは

トミー・ジョン手術は、野球選手や投手の怪我に対して行われる肘の靱帯再建手術のことを指します

右肘の内側側副靱帯が損傷した場合に、その靱帯を自分自身の別の部位から採った組織で再建する手技です

成功すれば、多くの選手が復帰し、高いパフォーマンスを取り戻すことが期待されます

登板の状況と今後の展望

この日のモードでは、最速で146キロを記録した西舘選手は、「問題なく投げられたことは、自分の中で100点」と語り、次のシーズンに向けて着実なステップを踏んでいることを示しました

また、指にかかったボールの出力がまだ十分でないと感じる中、さらなる向上を目指す意志を見せています

先輩からのアドバイス

今年の2月には、先輩選手である村上選手からのアドバイスが大きな励みになったことを語っています

「支配下選手にならないと試合にも出られない」という厳しい現実を直視することが、彼のリハビリの原動力となっているようです

トレーニング計画
今オフは動作解析を通じて、自身の身体の動きを見直し、瞬発系のトレーニングを増やしていく計画です

「大学のときは150キロが出ていたので、まず、そこまでは戻したい」と今後の目標について述べています

名前 西舘昂汰
年齢 24歳
出身 福岡県
身長 189cm
体重 94kg
投打 右投げ右打ち
年俸 1400万円
背番号 014
西舘選手の復帰への道のりは、辛いリハビリを経てのトレーニングの連続です。先輩選手からの励ましや具体的なアドバイスが、彼のモチベーションを支える要素となっていることがうかがえます。今後の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • ライブBPとは?実戦形式の打撃練習で、投手が投球を行い、打者が実際に打つことを目的としたトレーニングです。
  • 内側側副靱帯とは?肘の内側を支える重要な靱帯で、損傷すると投球に大きな影響を与えます。
  • 動作解析とは?選手の動作を分析し、筋肉の動きやフォームを最適化するための技術です。

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