ロッテのドラフト5位・冨士隼斗投手が仮契約を締結、目指すは新人王!

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ロッテからドラフト5位に指名された冨士隼斗投手(23歳)が、2025年11月17日に東京都千代田区の日本通運本社で仮契約を結びました

契約金は4000万円、年俸は1000万円(いずれも推定)

彼の背番号は46に決まりました

冨士選手は仮契約後のインタビューで、「1年目の目標としては新人王を狙っていきたい

チームに貢献できるように長い選手期間を過ごせるよう頑張りたい」と意気込みを語りました

新人王とは、プロ野球でその年にデビューした選手の中で最も優れた成績を残した選手に贈られる賞です

冨士投手は大宮東高校、平成国際大学を経て、日本通運に入社

大学時代にはドラフト候補に挙がりながらも指名漏れを経験し、社会人野球で2年間の鍛錬を経た後、ようやくプロ入りの機会を得ました

ロッテの榎アマスカウトディレクターは、冨士選手について「ストレートが武器で、将来的には先発として頑張ってもらいたい」と期待を示しました

ストレートとは、投手が投げる直球のことで、打者にとっては速さやコントロールが重要なポイントとなります

また、冨士選手の弟・大和(19歳)は昨年のドラフト育成1位で西武に入団

兄弟での対戦を熱望しており、冨士選手は「1軍の舞台で戦えたらということは2人で話しています」と兄弟共演を楽しみにしています

さらに、冨士選手が対戦したい打者としてソフトバンクの広瀬隆選手を挙げ、大学の代表候補合宿で被弾したことを引き合いに出し、「リベンジを果たしたい」と意気込んでいます

会見では、ロッテ製品が並ぶテーブルの前に置かれた「パイの実」を手にして笑顔を見せ、「パイの実が好きなので、うれしいです」と、その心境を表現しました

冨士投手の仮契約は、彼自身の努力が実を結んだ結果だと言えます。大学時代の指名漏れの苦い経験を経て、ついにプロの舞台に立つことができるのは、彼の鍛錬と根気の賜物です。また、弟との兄弟対戦や、リベンジを誓う姿勢から、競争心や向上心の強さが感じられます。これからの活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 新人王とは?プロ野球でデビューした選手の中で、最も優れた成績を残した選手に贈られる賞。
  • ストレートとは?投手の投球の中で、直球のことを指し、速さやコントロールが重要とされる。

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