伊藤光選手が楽天へ移籍、最後の大勝負に挑戦

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 DeNAからフリーエージェント(FA)権を行使した伊藤光捕手(36)が、楽天との契約合意に至ったことが報じられた

これは、プロ野球界にとって大きな話題であり、その正式発表が近日中に行われる見込みだ

 伊藤選手は交渉解禁日である13日から、この日までの間に複数回の話し合いを重ね、楽天からの熱意あるオファーに感謝の意を示しながら移籍を決断した

米大リーグの球団からも接触があったものの、1年契約を結ぶことで新天地での挑戦を選んだ

伊藤選手の決断には、自身のキャリアの最終段階での本気の勝負に出るという強い思いが込められている

 伊藤選手は2007年度ドラフトでオリックスに入団

高卒捕手として着実に経験を積み重ね、2014年には平成生まれの捕手として初めてベストナインとゴールデングラブ賞を獲得するなど、輝かしい実績を持つ

2018年、トレードでDeNAに移籍した後も経験と技術を生かし、存在感を発揮してきた

 しかし、今季は若手選手の台頭に伴い、出場はわずか6試合にとどまった

しかし、2軍では打率.309という成績を残し、自身の実力を証明している

そんな中、自身のキャリアを真剣に見つめ直し、必要とされる球団への移籍を選ぶという大きな決断に至った

 DeNAの新監督相川氏との面談でも、彼の熱意に感謝しつつ、最終的には楽天への移籍を決断した

楽天には20代後半の中堅捕手が多く、伊藤選手の豊富な経験と実績はチームにとって大きな強みとなるだろう

今オフのFA市場での移籍は早期に決着し、楽天での新たな挑戦に向けた準備が進んでいる

◆伊藤光(いとう・ひかる)
  • 生年月日:1989年4月23日(36歳)
  • 出身地:愛知県
  • 身長:180cm、体重:88kg
  • 投打:右投げ右打ち
  • 経験:オリックス(2007年入団)、DeNA(2018年移籍)
  • 通算成績:1063試合、打率.235、30本塁打、262打点
  • 受賞歴:ベストナイン1回(2014)、ゴールデングラブ賞1回(2014)
 伊藤光選手が楽天に移籍することは、プロ野球界において注目を集める大きなニュースだ。経験豊富なベテラン捕手が新しい環境でどのように活躍するか、多くのファンが期待しているだろう。若手選手との競争が待っているが、彼の経験がチームにとってどのような影響を与えるかが鍵である。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?
  • ベストナインとは?
  • ゴールデングラブ賞とは?

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