川原田選手は、青森山田高等学校から2020年のプロ野球ドラフトで4位指名を受けてソフトバンクに入団
その後、1軍での出場は合計3試合にとどまっていた
今シーズンは、昨年の右足首手術の影響から主に3軍での出場となっていたが、10月7日にソフトバンクから戦力外通告を受け、再起をかけて12日のトライアウトに参加
そこで1安打を記録し、1盗塁も成功させるなど、その身体能力を証明した
また、軽快な守備を見せ、スカウトたちに強い印象を与えた
巨人の水野編成本部長は、「先日行われたトライアウトでプロ編成スカウト陣に推薦していただき、川原田選手を獲得する運びとなりました」と説明
その上で、「彼は二遊間(にゆうかん)を堅実に守ることができ、また内野のオールラウンダーとしても活躍が期待できると考えています
昨年の怪我から回復し、現在の体の状態を確認したところ、十分にプレーできると判断し契約に至りました」と期待を寄せた
川原田選手の巨人との育成契約は、新たなスタートを切る重要な一歩です。彼は過去にソフトバンクでの限られた経験しかないものの、トライアウトでのアピールが功を奏しました。今後は、怪我からの復帰を果たし、より高いレベルでのプレーを期待されます。この契約が彼のキャリア再生のきっかけとなることを願っています。
キーワード解説
- 育成契約とは?:育成契約とは、選手がプロ野球チームに所属するための契約の一形態で、主に若手選手や成績が振るわない選手に対して結ばれることが多い。
- トライアウトとは?:トライアウトとは、プロ野球チームへの入団を希望する選手が参加し、自身の能力をアピールするためのオープンな試験のことを指す。
- 二遊間とは?:二遊間とは、野球の守備ポジションにおいて、セカンドとショートの守備範囲を指す言葉。内野の中核となる重要なポジションである。

