セデーニョは2022年オフにオリックス・バファローズに育成契約で加入し、2023年の5月に支配下登録され、同シーズンは57試合に出場して9本塁打を放つ成果を上げた
2シーズン目となる2024年には、98試合に出場し15本塁打を記録するなど成長を見せたが、彼の加入期待に応えることができなかったとされる
2023年シーズンの打撃成績は74試合出場、打率.228、7本塁打、26打点と、主軸としての役割を果たせなかった
西武は今季のオフ、得点力不足を解消するために、21本塁打を放ちゴールデングラブ賞を受賞したタイラー・ネビン内野手との2年契約を締結
また、台湾・統一ライオンズからは、左打ちのスラッガーである林安可外野手の優先交渉権を取得しており、外国人選手の補強を進めている
今回のセデーニョ選手の契約終了は、ライオンズの得点力向上に向けた再構築の一環として見ることができます。過去2年間の成績を比較すると、成長している部分もありますが、期待に応えられなかった面も否めません。今後、チームがどのような補強をしていくのか、注目が集まります。
キーワード解説
- 育成契約とは?:プロ野球のチームが選手を育成するために、支配下選手ではなく育成選手として契約する形式のことを指します。
- 支配下登録とは?:育成選手が一定の条件を満たした際に、正式にプロ契約に移行することを言います。
- ゴールデングラブ賞とは?:プロ野球において、守備の優れた選手に贈られる栄誉ある賞です。

