立命大、名城大を完封し明治神宮野球大会決勝進出を決める

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2025年11月18日、明治神宮野球大会の第5日目において、立命館大学(関西2)が名城大学(北陸・東海)を相手に1-0の完封勝利を収め、初優勝に向けて決勝進出を果たしました

試合は投手戦となり、立命大の先発投手である高橋大和選手(2年生)が6回無失点の好投を見せ、勝利の立役者となりました

高橋選手は試合後のインタビューで「後ろにゼロをつなぎたいという思いだけで楽しく投げることができた」と話し、冷静さを保ちながらも集中した姿勢を伺わせました

0-0で迎えた4回裏、立命大は2死三塁の場面で9番打者の高橋選手が初球からセーフティースクイズを試み、これが貴重な決勝点となりました

この大胆な戦術について、片山監督は「サインではなく自発的な判断だった」と高く評価しました

試合の終盤、8回から若田部達生選手(3年生)が3番手投手としてマウンドに上がり、自己最速に並ぶ148キロを記録

その後、1回⅓を無失点で抑えました

福岡大大濠高から立命大に進学し、今秋リーグ戦に初登板した若田部選手は「少し空回りした」と振り返りながらも、「ツーシームは通用したので自信になった」と手応えを感じています

これを糧に、彼は決勝戦に向け更なる成長を誓いました

立命大は19日に青山学院大学と八戸学院大学の勝者との対戦が控えており、初の明治神宮野球大会優勝を目指して更なる活躍が期待されます

立命大の頑張りには、多くのスポーツファンが期待し、注目を集めています。高橋選手と若田部選手のプレーは、若手選手がしっかりとした責任を果たしながら成長している証です。これからの決勝戦での活躍も非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 明治神宮野球大会とは?:アマチュア野球の最高峰であるこの大会は、大学野球の名門が集まり、その技術と戦略を競う重要なイベントです。
  • 完封とは?:試合において、相手チームが得点を一切挙げられなかった状態を指します。特に投手の能力が光る場面です。
  • セーフティースクイズとは?:ランナーがいる状況で、打者が初球にバントをすることで相手投手をかわし、ランナーが進塁できるような戦略的なプレーです。
  • ツーシームとは?:ピッチャーが投げる球種の一つで、打者から見ると平面で落ちるように見えるため、打ちにくいボールとされています。

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