阪神大山、契約更改で現状維持を選択 – 来季に向けた決意を表明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの内野手、大山悠輔選手(30)が18日、兵庫県西宮市にある球団事務所で契約交渉を行い、昨シーズンに引き続き現状維持で契約を更新したと発表した

大山は昨オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、チームに残留する選択をした

今回の契約では、5年契約の1年目を終えた形での更新となる

今季、大山は3番の森下選手、4番の佐藤輝明選手に続く5番打者としてチームを支えた

成績は打率2割6分4厘、13本塁打、75打点を記録しており、得点圏打率は3割1分6厘でチームの中でもトップの成績を収めた

しかし、大山は個人の成績に対して「優勝できたのが一番」としながらも、悔しさも感じていると語った

「森下選手や輝明選手が逆に僕を引っ張ってくれるような形になった

本当は逆でなければいけないと思っていたが、逆に引っ張られた

良いシーズンでもあり、また良くなかったシーズンでもあった

もっとやらなければいけないと感じた」と、大山の言葉には複雑な思いが込められている

来季は、球団初のセ・リーグ連覇を目指す中で、前回24年シーズンに連覇を達成できなかった悔しさを抱いている大山

「来年はそのチャンスを自分たちでつかむことができたので、連覇という目標をしっかりと掴み取れるように頑張る」と力強く決意を表明した

阪神タイガースの大山選手が契約更改で残留を選んだ中、彼の発言には複雑な感情が表れています。特に後輩の選手が成長し、逆に引っ張られた状況は、チーム全体の雰囲気を象徴しています。来季の連覇に向けた彼の強い意志は、ファンにとっても期待が高まります。
キーワード解説

  • 契約更改とは? - プロ野球選手が7月から11月にかけて行われる契約の交渉で、選手の年俸や条件を話し合うこと。
  • 国内フリーエージェント(FA)権とは? - 選手が一定の条件を満たした場合に、他の球団と自由に契約を交渉できる権利のこと。
  • 得点圏打率とは? - 打者が得点を挙げる可能性が高い場面(ランナーが得点圏にいる状況)での打率のこと。特に重要視される指標である。
  • セ・リーグとは? - 日本のプロ野球におけるリーグのひとつで、パ・リーグと対を成している。リーグ戦の結果で日本一を競う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。