ポスティングシステムとは、選手が海外のリーグに移籍したい場合に、元のチームが選手をメジャーリーグの各球団に通知するための制度で、契約が成立すれば譲渡金が元のチームに支払われる仕組みです
大リーグの公式サイトによれば、岡本の移籍先候補としてニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブス、ニューヨーク・メッツなどが挙げられています
岡本選手は以前からメジャーリーグへの憧れを公言しており、10月22日の記者会見で「ずっと行きたい気持ちはあった
世界一のリーグでプレーしたい」と意気込みを語りました
巨人がポスティングシステムを利用するのは、2019年の山口俊、2020年の菅野智之に次いで3人目となります
岡本選手は2018年からレギュラーに定着し、6年連続で30本塁打以上を記録するなどチームの主軸としての役割を果たしてきました
これまでに本塁打王に3度、打点王に2度輝く活躍を見せています
今季は左肘の負傷に苦しみ、69試合の出場に留まりましたが、打率は.327、15本塁打、49打点という成績を残しました
ポスティングシステムの申請が受理されると、全30球団に岡本選手が契約可能な選手として通知され、契約交渉期間は45日間です
契約が成立すれば、彼の契約金と年俸に基づいて巨人への譲渡金が決定されます
さらに、同じく今オフには東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手がポスティングシステムを申請しており、西武ライオンズからは今井達也選手と高橋光成選手の2投手もメジャー移籍を目指しています
岡本和真選手のメジャーリーグへの挑戦は注目されています。彼の夢を叶えるためのステップとして、ポスティングシステムの利用は大きな意味を持つでしょう。また、他の選手たちの動向も今後のプロ野球界に影響を与える可能性があります。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?選手が他のリーグに移籍する際に利用する制度で、チームが選手をメジャーリーグの各球団に通知でき、その後選手と契約した場合に譲渡金が元の球団に支払われる仕組みです。
- 契約金とは?選手が新たに契約する際に支払われる金額のことを指し、選手が大リーグに移籍した場合には移籍前のチームに対して譲渡金が発生します。
- 打率とは?選手が打席に立ち、得点を狙うためにヒットを打った割合を示す数値で、特に打撃の成績を評価する際によく用いられます。

