ソフトバンク・柳町達選手に一塁起用のオプションが告げられる

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福岡県内で開催された球団ゴルフにおいて、ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が18日、柳町達外野手(28)に来季の「一塁起用オプション」を伝える場面があった

監督が直接本人に打診したこの機会は、同選手にとって新たな役割を意味するものであった

今シーズンの柳町選手は、打率2割9分2厘というリーグ2位の成績を収め、さらに6本塁打、50打点を記録するなど、自身のキャリアハイを達成した

これに加え、出塁率3割8分4厘で最高出塁率のタイトルも獲得しており、攻撃面でチームの中心的存在として活躍している

小久保監督は「基本的に頭からいくタイプの選手

1試合でも一塁を守れば出場機会が広がる」と、柳町選手の一塁起用案について説明した

柳町選手は大学4年春に三塁を守った経験があるが、プロ入り以降は主に外野を守ってきた

「ヘタだなと思いながら(内野を)やっていたので」と彼は驚きを隠せない様子だったが、「オプションがあれば幅は広がる

どこでも守れれば、いろいろな形で出してもらえると思う」と前向きな意見を示した

来季に向けて小久保監督は、外野の構想についても言及した

センターには周東佑京選手が配置され、近藤選手と柳田選手のどちらかが基本DHに入る想定であり、柳町選手が出場する際にはどのポジションを守るかがキーポイントになる

また、35歳の山川穂高選手についてもコンディションを考慮する必要があり、彼がDHに入る場合には柳町選手が一塁を守る可能性がある

こうすることで、打線に厚みが加わる期待が持たれている

柳町選手には好成績を残した28歳の主軸として、新たな役割が託される

来季はファーストミットを手に、彼の躍動する姿がさらに多くの試合で見られることが期待される

ソフトバンクの柳町選手は来季に向けて一塁起用の可能性を提示され、新たな役割が期待されています。監督の判断により、選手の配置が戦略的に見直されるのは、チームの戦力強化において重要なステップです。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • オプションとは?選手やチームが複数の選択肢を持つことを指し、戦略的な柔軟性を意味します。
  • 打率とは?野球で選手の打撃成績を示す数値で、ヒットの数を打席数で割ったものです。高いほど成績が良いとされます。
  • 出塁率とは?打者が出塁(塁に出ること)する確率を示す指標で、ヒットや四球などを含む数値です。高い出塁率は選手の重要な武器の一つです。

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