ヤクルト、フリーエージェントのヘスス・リランゾ投手獲得へ

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東京ヤクルトスワローズが、米大リーグ・ミルウォーキー・ブルワーズ傘下のフリーエージェント(FA)選手であるヘスス・リランゾ投手(30)の獲得を進めているとの報道が、18日に海外メディアで伝えられました

リランゾ投手は、最速150キロを超える直球を投げる右腕で、リリーフ投手として期待されています

そのあだ名は「The Sushi」で、ドミニカ共和国出身の選手です

リランゾはメジャーリーグでの経験はありませんが、米マイナーリーグでは通算317試合に登板し、23勝27敗、防御率4.31を記録しています

さらに、彼の奪三振率は10.53と高く、455回⅔で533奪三振をマークしています

今季彼は3Aで48試合に登板しており、そのパフォーマンスは評価されています

ヤクルトは今季、5年ぶりにリーグ最下位となり、来季は3年連続のBクラスからの巻き返しと、4年ぶりのリーグ覇権奪還を目指しています

新監督の池山隆寛氏は、強化すべきポイントについて「全てのところだと思う」と述べ、特にチーム防御率がリーグワーストである投手陣の立て直しが重要な課題であると強調しました

今季、ヤクルトのリリーフ陣には40試合以上に登板し防御率1点台を記録した投手が4人いましたが、勤続疲労などを考慮するとさらなる補強が求められています

外国人投手では、ランバートとバウマンが自由契約となり、アビラの契約状況も流動的です

チームは今後、新たな助っ人の補強に向けた調査を進めていく考えです

ヤクルトがヘスス・リランゾ投手を獲得へ向けているニュースは、チームの投手陣を強化したいという意図が見えます。新監督の下での再建が期待されており、外国人選手の獲得もその一環と考えられます。今後のリリーフ陣の競争がどうなるかも楽しみです。
キーワード解説

  • フリーエージェントとは?:フリーエージェントは、契約が満了した選手が新たなチームと契約することができる制度のことを指します。特定のチームに縛られず、自由に市場で交渉ができるため、選手にとって有利な条件での移籍が可能です。
  • リリーフ投手とは?:リリーフ投手は、先発投手が試合を投げ切れなかったり、交代する際に出場して試合を引き継ぐ投手のことです。短いイニングを効果的に抑える役割が求められます。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が9イニング投げた時に被った自責点の平均を表したものです。この数値が低いほど、投手のパフォーマンスが良いとされます。

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