山崎選手は自らのチームスローガン「オレタチは止まらない」を掲げ、常圧低酸素トレーニング機器「HS-6000」を使用し、標高3000メートルに相当する厳しい環境でトレーニングを行いました
このトレーニングには、後輩の堀岡隼人投手(26)、宮城滝太投手(24)、松本凌人投手(23)、元同僚のオイシックス三上朋也投手(35)も参加しました
山崎選手は「酸素が…!」と叫びながら、ガスマスクのようなトレーニング用マスクをつけて、限界を試すトレーニングを実施
具体的には、腹筋、スクワット、ジャンプなど8つの種目をサーキット形式で行い、1種目20秒でインターバルはわずか10秒
記者も体験しましたが、酸素不足の中でのワークアウトは非常に厳しく、終わった時にはあおむけに倒れ込んでしまいました
山崎選手は、3年前からこの低酸素トレーニングを取り入れており、4000メートル相当のタイプを自宅にも導入し、心肺機能や持久力の向上を目指しています
これまでに6キロの減量にも成功しており、「低酸素よりシーズン後半の方がよっぽど苦しい」と語り、自身の限界に挑戦していく姿勢を見せています
山崎選手は「後輩の突き上げもありますし、先輩との激しい競争もある
先頭を走っていけるように」と、チーム全体に良い影響を与えることを誓いました
プロ11年目の彼が、この厳しいトレーニングを通じてさらなる飛躍を遂げることが期待されています
山崎選手のトレーニングは、非常に厳しいもので、体力と精神力の限界に挑む姿勢は素晴らしいです。今後のシーズンに向けて、他の選手たちにも良い影響を与えることでしょう。特に、後輩選手たちへの刺激となり、チーム全体の士気向上が期待されます。
キーワード解説
- 低酸素トレーニングとは? - 通常より酸素濃度が低い環境で行うトレーニングのこと。心肺機能の向上や持久力を高める効果が期待される。
- サーキットトレーニングとは? - 複数のエクササイズを連続して行うトレーニング。短時間で全身を鍛えることができる。
- 心肺機能とは? - 心臓や肺の働きのこと。運動時に重要な役割を果たし、持久力に深く関わっている。

