スーツ姿で現れた伊藤は、これまで過ごしてきた8シーズンの間に貴重な経験をさせてもらったことに感謝の意を示し、今後の楽天での活躍に向けた意気込みを語った
「リーグが違うので直接の対決は少ないと思いますが、応援していただけるとうれしいです
少しでも活躍できる姿を届けられれば、僕の選択が正しかったと実感できる日が来ると思います」と、ファンに向けてのメッセージを送った
スーツ姿でのあいさつに、チームメイトからは「引退するんですか？」という冗談も飛び出した
これに対し、「まだまだやるよ」と返答した伊藤は、選手やスタッフからの応援を受けて、自らの挑戦を続けたいという強い気持ちを表現した
伊藤は明徳義塾高等学校から2007年に高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団
2014年にはべストナインとゴールデングラブ賞（守備に優れた選手に贈られる賞）を受賞した
その後、2018年7月にDeNAに移籍し、今季はプロ18年目にしてわずか6試合の出場にとどまっていた
通算成績は1063試合出場、打率2割3分5厘、30本塁打、262打点という数字を記録している
伊藤選手の楽天移籍は、これまでのキャリアを振り返る機会となりました。彼が時間をかけて成し遂げてきた成果と、新たな挑戦への意気込みが伝わってきます。今後の彼の活躍に多くのファンが期待を寄せていることでしょう。
キーワード解説
- フリーエージェント（FA）権とは？ - プロ野球選手が所属チームと契約期間を終えた際、他の球団と自由に交渉できる権利のこと。
- ベストナインとは？ - 各ポジションで最も優れた選手に贈られる賞で、野球のシーズン中にその成績が顕著な選手が選出される。
- ゴールデングラブ賞とは？ - 守備において特に優れた選手に贈られる賞で、守備力やフィールディング（守備の技術）が評価される。
