これは、大学野球史上6校目の偉業となります
試合では、青学大のエース・中西聖輝投手(4年、智辯和歌山出身)が大活躍
彼は2安打を許すのみで17奪三振を記録し、圧巻の完封勝利を収めました
特に、初回は140キロを超える速球と得意のフォークボールを駆使し、3者連続の三振を奪いました
中西投手の直球は最速148キロを計測し、高い安定感を保って試合を進めました
勝利の瞬間、安藤寧則監督は感極まり涙を流しました
「春の選手権で負けた悔しさがあったので、生徒たちに深く感謝しています
中西は日頃の練習が実を結んだと思います」とコメントしました
試合のターニングポイントとなったのは、6回の攻撃
この回、青学大は2本のヒットと犠打を使って1死二、三塁の好機を作り、3番打者の渡部海捕手(3年、智辯和歌山出身)が内角の変化球を捉え、先制の3ランホームランを放ちました
中西投手は試合後、「17三振を奪えたのは全力で投げた証
仲間の支えあっての結果です
この4年間の経験はこれからの野球人生に必ず生かされます」と喜びを表現しました
今回の青学大の圧巻の勝利は、特に中西選手の投球に象徴されるように、チーム全体の結束力と技術が整った結果と言えるでしょう。打撃面でも、渡部選手の先制ホームランが勝利を決定づけ、見応えのある試合展開でした。これからの青学大の成長にも期待が高まります。
キーワード解説
- 完封とは?:試合中に相手チームに一点も取られず勝利することを指します。
- 奪三振とは?:投手が打者を三振に仕留めること。三振を奪うことで相手チームの攻撃を効果的に封じることができます。
- 先制ホームランとは?:試合の先頭で得点を決めるために打たれるホームラン。試合の流れを大きく変えることがあります。

