契約更改交渉では、年俸840万円で契約を更新し、一発サインを果たした
今後は、野球に特化した筋肉作りに注力する意向を示している
これまで工藤選手は、体重を増やすことを重視し、筋肉を大きくすることを目指してトレーニングを行ってきた
しかし、秋季安芸キャンプ中に藤川監督から「野球の筋肉をつけよう」との助言を受け、トレーニング方針を見直すことになった
今オフには、スクワットなどを行い、特に下半身を重点的にトレーニングする計画だ
工藤選手は、「投球において下半身を使うのがあまり得意ではない」と語り、右足に体重を残す力や、左足が地面から反発を受けるための筋力を強化する必要性を訴えた
また、今季は18試合に救援登板し、防御率3.31を記録
16回1/3の投球で14四死球を与えてしまったため、制球力の向上も課題にあげている
今年の秋キャンプでは、ブルペンで1日300球以上の投げ込みを行い、「オフもシャドーピッチングを続け、年間を通して1軍にいることが目標
50試合登板を実現したい」と意気込みを見せた
来季は、トレーニング法を変えることで、さらなる成長を遂げることが期待される
工藤選手の取り組みは、選手としての成長への非常に重要な一歩と言えるでしょう。筋肉の種類やトレーニング方法を見直すことで、パフォーマンスを向上させる努力は多くの選手にとって参考になりそうです。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ボディービルとは?ボディービルは、筋肉量や体形を重視するトレーニングや競技です。見た目を美しく鍛え上げることが目的となりますが、スポーツパフォーマンスには直接結びつかない場合もあります。
- 制球力とは?制球力は投手が投球時にボールを狙った場所へ投げる能力のことです。制球力が高いと、相手打者からの攻撃を抑えることが容易になります。

