鈴木健矢、広島で年俸3000万円にサイン 好成績の裏に苦手意識も

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広島東洋カープの鈴木健矢投手(27)が、19日に廿日市市の大野練習場で契約更改交渉を行い、年俸が300万増の3000万円に決まったと報じられた(金額は推定)

鈴木投手は昨オフ、現役ドラフトを経て日本ハムから広島へ移籍し、主にロングリリーフを担う「便利屋」としてチームに貢献してきた

昨シーズンの成績

鈴木投手は昨シーズン、24試合に登板し、2勝0敗、防御率1.89という素晴らしい成績を記録した

防御率とは、投手が1試合あたりに与える得点の平均を示す指標で、低いほど優れた投手とされる

新天地での初年度において、彼は「セ・リーグの打者相手にあまり投げていなかったので、最初は情報を集めるところからだった」とコメント

シーズンの後半には自身のパフォーマンスを発揮できたことを振り返った

阪神との対戦

ただし、鈴木投手には天敵と呼ばれる存在がいた

それは、セ・リーグを制した阪神タイガースである

鈴木は阪神相手に6試合で防御率9.00という苦しい成績を残しており、他の試合ではわずか1失点であったことを考えると、同球団との対戦が彼の成績に大きく影響を与えていたことが窺える

今後の課題と展望

鈴木投手は「近本さんや中野さん、佐藤輝くんと上位打線にいい左打者がいる」と阪神の打線の強さに苦しんだことを明かした

右打者に対する被打率は0.194に対し、左打者に対しては0.255と、左打者の抑えが今後の成績向上において重要な課題とされている

鈴木はその対策について「来シーズン楽しみにしておいてください」と笑顔で語れば、来季に対する期待と意欲を見せた

鈴木投手は移籍1年目で素晴らしい成績を残しましたが、阪神との対戦に苦しんでいることがわかりました。来シーズン、その課題を克服してさらに成長することが期待されます。
キーワード解説

  • 防御率とは?: 投手が1試合あたりに与える得点の平均値で、数字が低いほど良い成績とされている。
  • ロングリリーフとは?: 先発投手が降板した後に登板する投手で、通常は長いイニングを投げる役割を持つ。

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