佛教大・赤木晴哉投手が広島に入団、開幕ローテーション入りを目指す
広島東洋カープからドラフト5位で指名された佛教大学の赤木晴哉投手（22）が、19日、京都市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸700万円（いずれも推定）で仮契約を締結しましたこの身長1メートル91センチの長身右腕は、プロ入りに向けて本格的に肉体改造を始めており、1日5食の食事トレーニングに取り組んでいます
赤木選手は「開幕ローテーション入り」を目指すと同時に、将来的には「最多勝」のタイトル獲得にも強い意欲を示しています
目標達成のための準備として、体重86キロからの増量を計画し、特に筋肉をつけて大きな体を目指すつもりです
体づくりに専念し、新たなステージへ挑戦
入寮までの間、赤木選手は徹底した体づくりに専念し、天理高校時代に苦しんだ腰痛の経験を教訓に最善の準備を行うと語りました彼はウエートトレーニングに多くの時間を割き、また栄養面についても独学で学びながら自炊中心の生活を送っています
その中で特に得意な料理が親子丼としょうが焼きで、量を意識しながら4食から5食の食事を取ることで、既に高校卒業から約9キロの増量を果たしました
赤木選手は、「できるだけ空腹をつくらないようにしている」と明かし、最終的には体重を100キロ近くまで増やしたいと述べています
この増量には、彼の目標とする球速の向上が背景にあり、「球速も上げて、160キロを達成したい」と意気込みを見せています
将来的な目標と期待
ドラフト指名後には、佛教大学OBであり中日ドラゴンズの大野投手からも祝福のメッセージを受け、「焦らず怪我をしないように」とのアドバイスをもらい、さらなる成長を期待されています赤木選手は、「チームに一つでも多くの勝利をもたらす投手になるのが理想」と語り、最多勝という個人タイトルの獲得にも意欲を示しています
8人兄弟の5番目である赤木選手は、「自分が結果を出して、兄弟が誇れる存在になりたい」と孝行息子の思いを持ちながら、プロの舞台での成功を目指しています
赤木晴哉投手が広島に入団し、開幕ローテーション入りを目指す姿勢は注目に値します。彼の肉体改造に向けた努力や目標設定は、プロ選手としての成長を強く示しており、今後の活躍が非常に楽しみです。彼のように若手選手が奮闘する姿は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- 契約金とは？契約金とは、プロ野球選手が球団と契約する際に受け取る一時金のことです。この金額は選手の市場価値や評価に基づいて決定されます。
- 年俸とは？年俸とは、選手が一年間に得る給与のことを指します。成績や人気などに応じて金額は変わります。
- ウエートトレーニングとは？ウエートトレーニングとは、筋力を強化するために重りを使ったトレーニングのことです。選手がパフォーマンスを向上させるために重要なトレーニングとなります。
