青学大、史上6度目の連覇達成!中西聖輝が圧巻の投球で完封勝利
◆第56回明治神宮野球大会最終日▽大学の部・決勝 青学大(東都大学)が立命大(関西5連盟第2)を4-0で下し、2年連続2度目の優勝を果たしましたこの連覇は史上6度目の快挙です
決勝で先発を務めた中日のドラフト1位、エース右腕の中西聖輝(4年)は、17奪三振で2安打完封という素晴らしいパフォーマンスを見せました
これにより、決勝において2年連続2桁奪三振は史上初の記録となります
中西聖輝の圧巻の投球
中西選手は、自らのピッチングに対する充実感を語り、「嬉しかった頑張ってきてよかったと思った」とコメントしました
彼は大学最後の全国大会で初めて“胴上げ投手”になり、その喜びを噛みしめました
試合の初回から、フォークボールを駆使して先頭打者から空振り三振を奪い、順調に試合を進めて行きました
完璧な制球力
中西選手は直球の最速が148キロという強力なストレートを持ち、制球力にも優れています立命大打線に対しては、7回2死まで無安打という素晴らしい投球を展開しました
昨年の甲子園で優勝した智弁和歌山のエースとしての経験も活かされていると言えます
青学大の強さ
青学大は史上3校目となるリーグ戦6連覇、さらに神宮大会での連覇を達成したことで、ここ数年の強さを証明しました中西選手は「チームに勝利をもたらす投球をし続けたい」と話し、期待されるプロ野球選手へと成長する要素を見せています
歴史に名を刻む中西聖輝
中西選手は2003年12月18日、奈良県に生まれ、智弁和歌山高校で甲子園に出場した経験を持ち、青学大ではリーグ戦デビューから通算32試合で17勝3敗、防御率1.42という成績を残しています最速は152キロで、スライダー、カーブ、フォークなど多彩な変化球も駆使しています
青学大学が明治神宮野球大会での勝利を収めたことは、プロ野球界で注目される選手の誕生を意味します。特に中西聖輝選手の活躍は圧巻であり、彼の求められる期待も高まる一方です。今後のプロ選手としての成長が楽しみです。
キーワード解説
- 奪三振とは?相手打者が投手の投げた球を打ち損じたり、振らずに見逃したりすることで記録されるが、特に目を見張るのはその数です。
- 完封とは?試合中に相手チームに一点も得点を与えない投球のことで、特に力強い投手力を示す指標となります。
- 制球力とは?ピッチャーがボールを投げる時に、狙った場所に正確に投げられる能力を指し、試合の結果に大きく左右します。
- 変化球とは?直球と異なり、球が投げられる軌道や速度が変化する球種で、打者にとって非常に難解になります。

