萩尾選手は、昨シーズンは左太ももを肉離れし、1軍出場はわずか9試合にとどまったものの、リハビリ期間中にはウエートトレーニングに専念し、体重を昨季の86キロから93キロへ増量
来春のキャンプでは95キロを目指す意欲を示しています
萩尾選手は「パワーがつけば、速い球にも対応できると思いますし、フィジカル的に成長しないとなかなか変わったと言いづらい」と述べ、自身の体作りを真剣に考えています
特に目標としているのは、メジャーリーグのシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手(31)で、彼の広島時代の身体作りや打撃スタイルが萩尾選手にとっての指標になっています
鈴木選手は2021年、広島時代に身長181センチ・体重98キロで30本のホームランを打った実績を持つ選手ですが、萩尾選手は「身長も同じくらいですし、走りもできていたので参考にしています」と語りました
萩尾選手は「フィジカルはできてきたので、振って野球の筋肉をつけなければならない」との考えの下、ウエートトレーニングに励みながら、打撃練習を続けています
鈴木選手の名前を冠した「神ってる」という言葉は、勝負強い打撃を讃えたものとして有名になりましたが、来季の萩尾選手もその精神を受け継ぎ、豪快な打球で新たなシーズンを迎える決意を表明しています
萩尾選手が取り組む肉体改造は、プロスポーツにおいて重要な要素です。彼が理想としている鈴木誠也選手の存在は、今後の成長にとって大きな刺激となるでしょう。選手自身の努力だけでなく、周りのサポートもあってこそ出来上がるパフォーマンスに期待が寄せられます。
キーワード解説
- 肉離れとは?体の筋肉が急に引き裂かれ、痛みや違和感が生じる怪我のことです。
- ウエートトレーニングとは?筋力を効果的に高めるために、重りを使ったトレーニングのことです。
- フィジカルとは?身体的能力や筋力、持久力など、身体の状態を総称して指します。
- 打撃スタイルとは?選手ごとに異なるクセや技術を持ったバッティングの方法を指します。
- 長打力とは?ホームランなど大きな打球を打つ能力のことです。

