千葉ロッテ新スタジアム、ドーム化の可能性を再検討

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老朽化が進むプロ野球千葉ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)は、近隣に移転して新たなスタジアムを設立する計画が進んでいます

2025年11月20日、施設を所有する千葉市の神谷俊一市長は、新スタジアムをドーム型にする可能性について再検討すると発表しました

これまで屋外型のスタジアムを予定していたが、千葉ロッテからの10月の要請を受け方針が変更されました

新スタジアムの開業時期は2034年ごろを見込んでおり、決定は来年3月に行われる予定です

神谷市長は、球団が抱える暑さ対策への懸念や、ドーム化を希望するファンの意見、さらにはスタジアムの命名権が高騰していることから、収益の増加が見込める点を理由に挙げました

千葉市の今年2月時点の試算では、ドーム化には400億円以上の追加投資が必要になる可能性があります

このため、神谷市長は、野球興行に特化した部分は民間の負担でまかなうべきだと強調しつつ、「ドーム化の実現に向けて最大限の努力をしていきたい」と意気込みを述べました

千葉ロッテの新スタジアムのドーム型再検討は、球団の要望とファンの声に応えるもので、現代の観客ニーズに即した進化が期待されます。開業予定が2034年とまだ先ですが、熱気のあるプロ野球を支える新たな拠点に注目が集まります。
キーワード解説

  • ドーム型とは? ドーム型は、屋根がアーチ状になっているスタジアムのことを指し、天候に左右されずに試合を行えるため、観客の快適さが向上します。
  • 命名権とは? 命名権は、特定の企業がスタジアムの名前を購入する権利のことで、スポンサーシップの一環とし、収益増加を狙う重要な手段です。

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