中日で活躍した中村紀洋氏がプロ初の2桁犠打を達成、その秘話を語る

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プロ野球界で404本塁打を記録した中村紀洋氏(52)が、元同僚である荒木雅博氏(48)と共にYouTubeの「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演し、中日ドラゴンズ在籍時のエピソードを語った

中村氏は、中日に在籍していた2年間で44本のホームランを打ったことが印象深いが、特に2008年にはプロ人生において初めて2桁となる10本の犠打を記録した

犠打とは、選手が自身の打席でピッチャーに打たせるためにわざと球にバットを当てて飛ばすことを指す

この行為により、走者が進塁することができ、チーム全体の得点機会を高めることができる

中村氏は、エンドランのサインを37回出されたことを明言し、視聴者を驚かせた

中村氏は、近鉄時代には4番打者として多くの打点をあげており、エンドランのサインはなかった

彼が近鉄で13年間で実施した犠打はわずか10回で、9年目以降は完全に行っていなかった

それでも、荒木氏は「彼があのフルスイングで犠打のサインに従うとは思わなかった」と語り、中村氏のバント技術の巧みさを称賛した

また、中村氏は落合博満監督から唯一褒められたポイントは「エンドランが上手い」という言葉だったと回想し、当時の胸の内を明かした

この監督の指導がなければ、犠打やエンドランの場面への対応ができなかったことを示唆した

中村紀洋氏が自身のプロ野球キャリアの中で、犠打やエンドランといった戦術的なプレーについて触れたことは、多くの若い選手にとって貴重な学びの機会となるでしょう。彼の成功や改善に向けた努力の姿勢が、後輩選手たちにとっての指針となることが期待されます。
キーワード解説

  • 犠打とは? ある選手がわざとバットにボールを当てることで、走者を前進させるための戦略のこと。
  • エンドランとは? 相手投手にバッターを打たせるためのサインで、走者がスタートし、バッターはボールを打ち返すプレーを指す。

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