ソフトバンク前田悠伍、千賀との自主トレ参加を通じて直球強化を目指す

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福岡ソフトバンクホークスの前田悠伍投手(20)は、来年1月にニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(32)との自主トレに参加することを明らかにした

この自主トレは昨年にも参加し、前田は「3日間で1年分以上の成長を感じた」と語っている

そもそも自主トレとは、選手が自ら計画した練習で、コーチの指導を受けずに行う自主的なトレーニングのことを指す

前田は直球のレベルアップを最重点課題としており、特に千賀の特長であるフォークボールを生かすための直球の重要性を理解している

今季、プロ初勝利を挙げた際、変化球が効果的でなかった場面があり、「真っすぐが速かったら反応が変わっていたかも」と直球の必要性を実感したという

前田は自己最速148キロを記録しており、次の目標は平均150キロ、最速160キロ到達である

プロ3年目となる来シーズンには「1年間1軍で投げ続ける」という目標を掲げており、自らにプレッシャーをかけている

千賀は3年目に中継ぎ投手として51試合登板し、その後メジャーリーガーとして成功を収めた経歴があるだけに、前田は千賀の成長をモデルにしている

前田の課題は、より高い水準の直球を投げられるようになること

彼は「楽に投げても伸びて強い直球」を理想とし、肘への負担が少ないフォームを追求している

具体的には、9月に受けた左肘手術の後、メカニックの見直しを行っている

千賀の柔軟性や力の伝え方を学ぶことで、自身の投球を洗練させたいと考えている

前田悠伍選手が千賀滉大選手との自主トレに参加することで、自身の直球を強化しようとする姿勢が印象的です。また、同じ背番号を持つ先輩からの学びを大切にし、一歩一歩成長していく姿が将来が楽しみです。3年目のシーズンは、彼にとって大きな飛躍の年になるかもしれません。
キーワード解説

  • 自主トレとは? プロ選手が自ら計画した練習を行い、コーチの指導を受けずに行う自主的なトレーニングです。
  • フォークボールとは? ピッチャーが投げる変化球の一つで、大きく落ちる特徴があります。効果的な変化球として多くの選手に使用されています。
  • メカニックとは? 投球フォームの仕組みや動きの技術を指し、効率的な投球を可能にするための重要な要素です。

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