巨人・岡本和真選手と西武・高橋光成投手のポスティング申請完了、メジャー移籍の可能性が高まる

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2025年11月21日、日本時間20日、メジャーリーグベースボール(MLB)は、読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29歳)と西武ライオンズの高橋光成投手(28歳)がポスティングシステムの申請を行ったことを発表しました

これにより、二人の選手は日本のプロ野球からMLBへの移籍を目指すことが正式に可能となりました

ポスティングシステムとは?

ポスティングシステムとは、MLBに移籍したい選手が日本の球団に対し申請を行い、その選手の権利を他のMLB球団に売却する仕組みです

この制度により選手は海外でのプレーのチャンスを得られる一方、球団も利益を得ることができます

交渉開始と期限

交渉は日本時間で11月21日の午前8時から開始し、期限は来年の1月4日午後5時(日本時間の1月5日午前7時)までです

岡本選手の移籍先候補には、ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスなど、10球団以上が名を挙げています

岡本選手の意欲と名選手との比較

岡本選手は「何歳になっても絶対に行きたい

そうじゃないとやめた時に後悔する」とコメントし、メジャー挑戦への強い意志を示しています

この発言は、過去に巨人で活躍した松井秀喜選手以来の「巨人の4番」争奪戦として注目を集めています

岡本選手はポスティング制度を利用する野手としては初めてであり、同制度の利用は過去に山口俊選手、菅野智之選手(オリオールズからFA)が行った例があります

高橋選手の役割の柔軟性
高橋選手の代理人、ジョエル・ウルフ氏は、オファー次第で高橋選手が先発投手としてだけでなく、救援投手としてもプレーする可能性があると述べており、非常に柔軟な考えを持つ姿勢を見せています

今回の岡本選手と高橋選手のポスティング申請は、日本のプロ野球における新たな挑戦を意味します。特に岡本選手は、巨人の4番としての重圧を背負いながら、メジャーでのプレーを強く希望している点が興味深いです。また、高橋選手の柔軟な役割についても、さらなる活躍を期待させる内容です。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、海外のメジャーリーグに移籍したいプロ野球選手が、その権利を他の球団に譲渡できる仕組みです。
  • 交渉期限とは?:選手とメジャーリーグ球団間での契約交渉の締切を指し、期限内に合意がなければ選手は日本に戻ることになります。
  • 代理人とは?:選手の契約や交渉を代行する専門家で、選手の意向を伝える重要な役割を果たします。

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