阪神・掛布雅之氏、鳴り物応援無しの「無音試合」を提案

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阪神タイガースの新OB会長、掛布雅之氏(69)が、甲子園歴史館の運営会議で「球団創設90周年」を祝うために、鳴り物応援をなしにした「無音試合」を提案しました

彼のアイデアは、ファンの関心を集めており、新たな野球観を提供する可能性があります

無音試合の狙い

掛布氏は、無音試合を通じて、観客がさまざまな野球の音に耳を傾けられる機会を作りたいと考えています

「甲子園でファンの方々が様々な野球の音を楽しめるような空間を演出すれば、すばらしい野球が見れると思います」と述べました

彼は、新型コロナウイルスの影響で無観客試合が行われた際、打球音や選手の声を聞くことの新鮮さを感じた経験を挙げました

歴史的背景

この提案の背景には、2000年6月14日に東京ドームで行われた「球音を楽しむ日」の記憶があります

掛布氏はその試合の解説を担い、当時の横浜ベイスターズの正捕手、谷繁元信氏からキャッチングの音について語るように頼まれた経験が影響しています

この試合では、鳴り物応援が自粛され、音に注目が集まりました

鳴り物応援とファンの反応

議論の焦点となるのは、日本独自の応援スタイルです

阪神ファンの中には鳴り物に合わせて応援歌を歌うことを楽しむ人も多く、無音試合に反対する意見も存在します

しかし、掛布氏の提案には賛同の声も多く、「やってみる価値はある」といった意見がSNSなどで広がっています

球団は様々なイベントを準備しており、今後の展開が注目されます

今後の展開
具体的に「球音を楽しむ日」を実施する際には、ファンや応援団の理解を得ることが重要です

また、アメリカのメジャーリーグのように各球団の独自性を活かした応援スタイルの模索も進められそうです

掛布雅之氏の提案は、野球の新しい楽しみ方を提供する可能性があります。音を楽しむことで、これまで気づかなかった野球の魅力を再発見するチャンスになるかもしれません。一方で、日本独自の応援スタイルを重視するファン層をどう取り込むか、球団にとって大きな課題となるでしょう。
ネットの反応

阪神タイガースの掛布雅之OB会長が提案した「球音を楽しむ日」に対して、ファンからは賛否が寄せられています

この提案は、鳴り物応援なしの試合を特定の日に設けるというもので、コメントではこの試みが賛成される一方で、不安定な部分も指摘されています

あるファンは、「年1試合くらいなら理解してもらえるだろう」とし、掛布会長が応援そのものを否定していない点を強調しています

別の意見では、コロナ禍の無音観戦を思い出しつつ、応援が徐々に解禁される喜びもあったことをつづっており、鳴り物応援の必要性を感じる声も存在しています

また、「大賛成」との意見も見られ、「プロ野球の応援団は存在価値が薄れつつある」という厳しい見解もあり、応援団の役割を見直す機会にすべきだとの意見が出ています

逆に、無音での観戦では試合の盛り上がりが欠けるとの意見も言及されており、「球音を楽しむ日」を常態化することには慎重な姿勢が強調されています

このように、ファンは鳴り物応援の有無に対して様々な視点を持っており、従来の観戦スタイルの価値についても再考しているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 年1試合か数試合くらいなら応援団も理解してくれるだろう。
  • 今回の提案は鳴り物応援が日常にある中での「球音を楽しむ日」。
  • 個人的には年間1試合くらいなら良いと思います。
  • 鳴り物応援の賛否は置いておいて、懐かしくそんなことを想い出しました。
  • 鳴り物がなくなれば妙な格好したイチビリも甲子園に来なくなるかも笑。
キーワード解説

  • 無音試合とは?無音試合とは、試合中に音楽や鳴り物応援を控え、観客がプレーの音に集中できるようにする試合のことを指します。
  • 応援スタイルとは?応援スタイルとは、ファンが特定の方法で選手を応援する様式のこと。日本では、メガホンを叩いたり、応援歌を歌ったりするスタイルが一般的です。
  • 球音とは?球音とは、野球の試合中に発生する様々な音、例えばバットでボールを打つ音や、選手同士のコミュニケーションの声などのことを指します。

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