この手続きにより、全MLB球団に高橋の移籍に関する通知が行われた
高橋光成の過去の成績
28歳の高橋は、群馬県前橋市で育った後、2014年のドラフト1位指名により西武に入団プロ入りからの成績は目を見張るもので、特に1年目には8試合に登板し、5勝2敗、防御率3.07を記録した
その後は3年連続で2桁勝利を挙げるなど、実績を重ねてきた
2024年シーズンには開幕から11連敗を喫する苦しい時期もあったが、2025年シーズンは24試合に先発し、8勝9敗、防御率3.04という成績を残した
特にMLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は、2022年・2023年を通じて330回2/3を投げ、防御率2.20、WHIP(与四球率)1.13と高いパフォーマンスを評価している
ポスティングシステムの概要
ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに挑戦する際に利用される制度であり、選手は日本の球団と契約を結んだまま、メジャーリーグの球団と交渉を行うことができるこの制度を通じて、選手の移籍が成立した場合、日本の球団には譲渡金が支払われる
高橋は2022年オフからこのポスティングシステムでのメジャー挑戦を要望しており、交渉期間は45日間と設定されている
2025年11月21日午前8時(米国東部時間)から2026年1月4日午後5時(同5日午前7時)までの間に、譲渡金を支払う意思がある全ての球団と交渉が可能だ
契約が成立すれば、契約金や年俸に応じた譲渡金の額が日本球団に支払われる
このような状況から、高橋の移籍は多くの球団に注目されることとなる
高橋光成投手がメジャーリーグへ移籍するための手続きを開始したことは、彼のキャリアにおいて重要な転機と言えるでしょう。プロとしての実績を重ね、海外での挑戦を求める姿勢は多くのファンや関係者から高い評価を受けています。日本からメジャーリーグに挑戦する選手が増える中で、彼の成功は後続に希望を与える存在となるはずです。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?選手が日本のプロ野球チームに所属したまま、メジャーリーグの球団と契約を交渉することができる制度です。
- 防御率とは?投手が自らの投球によって与えた失点数を元に算出される指標で、数字が低いほど投手の成績が良いことを示します。
- WHIPとは?投手が1イニングあたりに与える出塁数を示す指標で、与四球数と被安打数を合算し、イニング数で割った形で表されます。

