楽天・浅村栄斗、現状維持の年俸で契約更改

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楽天の浅村栄斗内野手(35)は、2025年11月21日に仙台市の球団事務所で契約更改を行い、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いでサインしました

来季は、2022年オフに結んだ4年総額20億円の複数契約の最終年を迎えます

今季は、通算2000安打を達成したものの、打撃不振に悩まされる時期もありました

特に、5月にはパ・リーグ記録である連続試合出場が1346試合で途切れてしまうという、激動のシーズンを送った浅村選手

契約更改後の会見では、「4年契約の4年目だろうが、1年目だろうが、やることは変わらない

とにかくやるだけかなと思う」と雪辱を誓いました

浅村選手によると、大きな記録として印象に残っているのは2000本安打達成ですが、それよりも連続試合出場が止まったことが強く印象に残っているそうです

記録が途切れたのは5月20日の西武戦(盛岡)で、2000安打まで残り2本という状況でしたが、打撃不振に苦しみ、ゲームセットまで出番がなかったという辛い経験があったとか

「あの時の感情は今でも持っている」と振り返ります

今季は、出場試合数が15年ぶりに100試合を下回り、96試合での成績は、打率2割3分9厘、9本塁打、34打点と振るわなかった様子です

「うれしい感情も悔しい感情も経験し、こんなに苦しかったシーズンはなかった」と苦境を振り返り、今後の復活を目指しています

浅村選手の契約更改は、これまでの成績を考慮した形での維持であり、彼の意欲が強く感じられます。特に、打撃不振を経験したシーズンからの再起を誓う姿勢には、多くのファンからの期待が寄せられるでしょう。また、長い連続試合出場が途切れたことは、彼にとって新たな挑戦のスタートでもあると見られます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?
    選手の契約条件を見直し、新しい条件で契約を結び直すことを指します。
  • 出来高払いとは?
    基本給に加えて、特定の成績達成に応じて支払われる報酬のことです。
  • 連続試合出場とは?
    選手が休むことなく、同じシーズンの試合に連続して出場することを意味します。
  • 打率とは?
    選手の打席におけるヒットの割合を示す指標で、安打数を打席数で割ったものです。

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