オリックス・田嶋が新たな投球スタイルで進化を目指す

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オリックス・バファローズのエースピッチャー、田嶋大樹選手が「脱・変幻自在投法」を掲げ、2025年シーズンに向けた明確な投球方針を示しました

今季は無走者時にワインドアップとセットポジションを使い分けながら、見事7勝を挙げた左腕は、この経験を踏まえて来季はセットポジションを重視する考えを明らかにしました

田嶋選手は「最後の2試合ではセットポジションが有効だったので、次はこの投球スタイルを固めたい」と語っています

セットポジションとは、投手が投球前に足を止め、決まった姿勢でピッチを行うことを指します

これにより、ピッチの安定感やコントロールを高めることが期待できます

オフシーズンに入った田嶋選手は、球団OBの能見篤史氏から「フォームがコロコロ変わりすぎ」と指摘され、自己反省を促されたとのこと

ただ、田嶋選手自身も「コロコロ変わるのはあまり好まない」と述べ、確固たる投球の土台を築く意向を示しました

年明けには、西武の今井選手や隅田選手が参加する合同自主トレに参加予定で、トレーナーの鴻江寿治氏の指導のもと、新たな投球スタイルを確立する計画です

30歳という節目のシーズンを迎える田嶋選手は、さらなる進化を目指し、チームを牽引していくことが期待されています

田嶋選手の理論的なアプローチと自己反省から学ぶ姿勢は、今後のさらなる成長を期待させるものです。特に、セットポジションに注力することで、投球技術の向上が期待されます。また、オフシーズンの自主トレーニングでの取り組みが彼の成果にどう結びつくのか、大いに注目したいところです。
キーワード解説

  • セットポジションとは?投手が投球前に決まった姿勢で待ち、ボールを投げるスタイルのこと。これにより、投球の安定性とコントロールが向上する。
  • ワインドアップとは?投球の際、投手が大きなモーションを取ってボールを投げる方法。これにより球速が増し、打者に対して威圧感を与えることができる。
  • 自主トレとは?選手が自主的に行うトレーニング。普段の練習に加え、より個別のスキル向上を目指すために行われる。

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