中日・大島洋平、40歳で挑む17年目のシーズン。若手選手たちに負けず、存在感を示す意志

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中日ドラゴンズの外野手、大島洋平選手(40)が2025年シーズンに向けて新たな挑戦に取り組んでいる

2016年からの契約更改で、年俸が4000万円減の6000万円プラス出来高払いとなったが、自身の成長を目指す姿勢を崩さない

昨シーズンは59試合の出場に留まり、若手中心のチームにおいても影響力を持ち続けている

不惑の40歳、契約更改の背景

11月17日、名古屋市内の球団施設で行われた契約交渉では、40歳を超えても進化を続ける意欲を見せた大島選手

彼は「自分がどこまで進化できるのかを見てもらいたい」と語り、若手選手たちとの競争を意識している

契約交渉では、減額内容に対しても「判子を押しました」と強い決意を示した

限られた出場機会に感じたもどかしさ

昨シーズン、若手選手たちの活躍もあり、出場試合数は自己最少の59試合にとどまった

大島選手はチーム事情を理解しつつも、「引き際を考えたこともあった」と胸中を明かす

しかし、「まだまだ足も動くし、頑張れる」という自身の力を信じている

トレーニングでの精力的な姿勢

大島選手は、オフシーズンには特に反射性、剛性、持久性の向上を目指したトレーニングに励んでおり、シャトルランやバーベルスクワットを行う際も先頭を走る姿が見られる

40歳の選手とは思えない体力を維持し続けている

若手選手たちとの共存
今シーズン、チームは岡林選手や細川選手などの若手選手が台頭しているが、大島選手は彼らの成長に期待しており、「若いやつに負けないぞと思う日もあれば、応援したい日もある」と両方の感情を抱いていることを明かした

通算2067安打という成績を持つ大島選手は、今季もベテランの存在感を発揮し、チームにとって欠かせない存在であり続けるだろう

大島洋平選手の決意は、ベテラン選手としての責任感や若手選手との共存を促す姿勢を感じさせ、プロ野球界における経験の重要性を再確認させるものです。どの年齢層の選手でも成長を追い求める姿勢は、全選手の模範となります。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手が翌シーズンに向けて新たな契約内容を交渉し、合意に至ることを指します。
  • 巧打者とは?:ヒットを打つ技術に優れた選手のことを指し、長打力よりも安打を多く打つ能力が求められます。
  • シャトルランとは?:ある距離を往復し、時間内に何回往復できるかを測る運動能力を試すテストです。

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