オリックス・小木田敦也が育成契約を結び復活を目指す

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オリックス・バファローズは22日、投手の小木田敦也選手(27)と育成契約を結んだと発表した

背番号は「120」で、契約年俸は700万円ダウンの2300万円となった

小木田選手は昨年から続く右肘の不調に悩まされ、今年4月には靱帯再建術を受ける決断を下した

靱帯再建術とは、引き抜いた靭帯を修復する手術であり、選手にとっては非常に重要な復帰プロセスとなる

今シーズンはプロとして初めて1軍登板を果たせずに終わったが、現在はリハビリが順調に進んでおり、「キャッチボールの距離が伸びるのを楽しみにしている」とコメントした

今後は、ブルペンでの投球練習にも慎重に取り組む方向でマネジメントされている

小木田選手は来年7月までに支配下選手として復帰することを目標に掲げており、「何もできなかったこの2年間の悔しさを、来年ぶつけるために準備を進めている」と意気込みを見せた

阿部翔太選手も契約更改

同日、阿部翔太投手(33)も契約更改交渉に臨み、1100万円ダウンの年俸3700万円で契約を結んだ

阿部選手は今季、腰の不調に見舞われ、16試合の登板にとどまったが、「チームに貢献できなかったことがストレスだった」と振り返った

また、彼は今オフからサイドスローに挑戦することを決断した

これは首脳陣と相談の上、パワーピッチャーが多い中で自身がどのようにチームに貢献できるかを模索した結果だ

状況を好転させるために神経に熱を加える注射や自身の血液を培養した再生医療を受け、腰の状態は快方に向かっている

「万全の状態で来季を迎えられる可能性が高い」と語った

今回の小木田選手の育成契約と復活への意気込みは、選手にとって重要な節目となる。怪我からの復帰は容易ではないが、彼がどのようにトレーニングを積み、次のシーズンで活躍するかが注目される。一方、阿部選手も新しい挑戦を通じてチーム貢献を目指している点が興味深い。
キーワード解説

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  • 靱帯再建術とは?
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