新庄監督、「F FES2025」にて開幕戦に意気込みを示す
日本ハムファイターズのファン感謝イベント「F FES2025」が22日、エスコンフィールドで盛大に開催されたこのイベントでは、監督の新庄剛志(しんじょう たけし)氏がファンに向けて開幕戦の先発メンバーを発表し、来年の開幕カード、敵地ソフトバンクとの3連戦に向けた意気込みを語った
新庄監督は、開幕3連戦の先発投手として、明治大学出身の伊藤大海(いとう ひろみ)投手(28歳)、北山亘基(きたやま こうき)投手(26歳)、達孝太(たっこうた)投手(21歳)の名前を挙げ、ライバルに対する強い決意を見せた
「絶対の絶対の絶対に3タテします」と力強く宣言し、2年連続の2位で終わった今季からの脱却を誓った
さらに開幕投手には、賞の中でも特に権威のある沢村賞を受賞した伊藤を選出
彼は来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場する可能性があり、次世代を担う選手としても期待されている
また、伊藤選手は「宿命だと思って戦いたい」とライバルとの対戦に向けた覚悟を語った
イベントの中で、監督は背番号の変更も発表し、郡司(ぐんじ)選手を「4番・三塁」として起用する意向を示した
さらに、「モイネロキラー」という異名を持つ山県(やまがた)選手を「5番・遊撃」として起用することも明言した
これにより、チームのスタートダッシュのための戦略が明らかにされた
新庄監督は、先発投手の登板間隔を中5日が理想とし、伊藤選手への信頼を寄せている
指揮官のビジョンは、開幕から1カ月間で打線の固定を目指すことにある
ファンへの約束として、再び日本一を目指す意志を強調し、来るシーズンへの期待感を高めた
新庄監督が展開した開幕戦への強い意気込みが印象的で、特に伊藤選手を信頼して先発に起用する姿勢がチームの士気を高めるでしょう。また、ファンとの距離感を大事にしつつ、チームの戦略を明確にしたことが、来季の日本ハムに期待を抱かせる要素となっています。
キーワード解説
- 沢村賞とは? 売り出し中の投手や優れた投手を評価し、優れた成績を収めた投手に授与される賞です。
- WBCとは? 野球の国際大会であり、世界中の野球代表チームが集まり、毎回の大会が盛り上がりを見せています。
- 先発投手とは? 試合の最初から投板し、長いイニングを投げることが求められる投手で、チームの勝利に大きく貢献する役割を担います。

