ソフトバンク・有原航平投手が小学生と語るメジャーリーグへの思いと野球の楽しさ

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ソフトバンク・有原航平投手、子供たちと未来を語る野球教室

ソフトバンクホークスの有原航平投手(33歳)が22日、熊本県のタマスタ筑後で開催された「ベースボールキッズ 2025」に参加し、小学生290人と濃密な交流を持つ場面が見られました

これは球団が開催した野球教室で、近藤健介外野手(32歳)や柳田悠岐外野手(37歳)も登場し、未来の野球選手たちに自身の経験を伝えました

有原投手は、キャッチボール指導を行い、少年少女たちに「投げ方は人それぞれで良いが、守備で大事なのは送球の正確さである」と語りながら実演を行いました

「相手の胸をめがけて投げることが重要だ」と語気を強め、実際にそのテクニックを示しました

参加した子供たちは質問コーナーでの有原選手の言葉に大きな関心を寄せ、素直な質問を投げかけました

「メジャーリーグへの再挑戦についてどう思っていますか?」との問い合わせに対して、「行きたいなぁと思っています」と有原選手が答えると、場内には拍手が広がりました

また、「憧れのピッチャーは誰?」との質問には、「ダルビッシュ有さん」と答え、現在メジャーリーグで活躍する選手を挙げました

イベントの終了間際には、全選手への質問タイムが設けられ、各選手が自分の思い出をシェアしました

有原選手は「アメリカで初登板したとき」が心に残っていると振り返りました

この試合は日本時間の2021年4月4日、レンジャーズでのもので、5回6安打3失点ながらも勝利投手の権利を獲得した重要な経験でした

有原選手も小学2年生の頃に西山秀二氏から教わったことを思い出し、今度は自身が次世代の子供たちに夢や希望を語る立場となっています

33歳となった現在、彼は子供たちと向き合い、正直に自身の気持ちを伝える姿勢を大切にしました

(井上 満夫)今回の有原航平選手の参加には、子供たちとの距離を縮め、彼自身の経験を次世代に伝えようとする姿勢が感じられます。また、子供たちからのストレートな質問に真摯に向き合う姿は、多くの若い野球選手にとって励みとなるでしょう。特にメジャーリーグへの挑戦意欲を示したことで、子供たちに夢を与える機会となったのではないでしょうか。
キーワード解説

  • キャッチボールとは?:野球において、ボールを投げ合う練習のことで、選手同士のコミュニケーションを高める重要なトレーニングです。
  • メジャーリーグとは?:アメリカのプロ野球リーグで、世界最高水準の選手が集まる場所です。多くの選手が憧れる舞台となっています。
  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手が、メジャーリーグのチームに加入する際に使う制度です。この制度を利用することで、選手は海外でプレーするチャンスを得られます。

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