このイベントはチームのファンに感謝の意を表するために開催され、入江投手はその中で、昨季の成績や来季に向けた意気込みを明かしました
入江投手は24年5月に右肩のクリーニング手術を受けており、昨シーズンは一軍登板がゼロでした
今季は50試合に登板したことで、「去年は『ファンフェスが本番』って言われていたので、今回はちゃんとオフのイベントとして出ることができて良かった」と振り返ります
彼は今季、守護神としての役割も果たしましたが、7月には神経障害を発症し、一年間全体を通して安定したパフォーマンスを維持することができませんでした
「2シーズンぶりだったので、1年間戦う体力がなかなか戻ってこなかった
細かい筋肉ではなく大きい筋肉を使ったことで動きが雑になってしまい、力のロスができてしまった」と分析しています
来季に向けての意気込みは強く、「肘や肩だけでなく、細かいところにも準備を費やし、来年は良い結果で終わりたい」と話しました
また、トレーニングとしてピラティスやヨガを取り入れ、筋肉量の向上だけでなく、インナー系の細かい筋肉を鍛えたい意向を示しました
入江投手は、「シーズン中にはできない取り組みをオフにすることで、自分の体を一から理解したい」と述べています
自主トレーニングは明治大学時代の後輩であるルーキー・竹田祐投手と共に沖縄で行い、来季の飛躍に向けて充実したオフを過ごす計画です
入江投手のコメントからは、厳しいシーズンを経ての自らの成長意欲が伺えます。体力や技術の向上に加え、細かい筋肉にも着目するその姿勢は、彼自身のさらなる飛躍につながるでしょう。果たして、来季どのような成果を残すのか、ファンとしても期待が高まるばかりです。
キーワード解説
- ファン感謝イベントとは?ファンとチームの絆を深めるために、選手とファンが直接交流するイベントのことを指します。
- クリーニング手術とは?肩や膝の関節の中にある、摩耗した軟骨や靭帯を取り除くための手術です。
- 守護神とは?野球において、試合の終盤にマウンドに上がるリリーフ投手のことを指し、試合の勝利を守る重要な役割を果たします。
- 神経障害とは?神経が正常に機能しないことで、痛みやしびれ、運動障害などを引き起こす健康上の問題です。
- インナー系の筋肉とは?体の内部にある深層筋を指し、姿勢や動作の安定に寄与します。

