阿部慎之助監督が来季に向けた意気込みを語る

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阿部慎之助監督が来季に向けた意気込みを語る

日本テレビの『news zero』で21日に放送された『巨人軍監督日記 第2章』において、巨人の阿部慎之助監督が2023シーズンを振り返り、来年に向けた意気込みを語りました

今シーズンの巨人は70勝69敗の成績を収め、リーグ3位でシーズンを終えた後、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでDeNAに2連敗し、早期の敗退を余儀なくされました

阿部監督は自身の反省点として「細かい作戦がなかなか決まらず、自分もそれに怯えてサインを出せなかった」と述べ、来季に向けて選手を信じ、強い気持ちを持ってサインを出せるように努めると決意を新たにしました

来季、チームの主力である岡本和真選手がメジャー挑戦のため巨人を離れることが確定していますが、阿部監督は「戦力ダウンはダウンですが、だからといって優勝できないかというのはわかりません

『戦力ダウンした状況で優勝できた』それが一番の価値です」と自信を持って語りました

また、監督は高橋由伸とのインタビューの中で「細かい部分を徹底したい」と繰り返し強調しました

具体的にはエンドランやバスターエンドラン、プッシュなどの攻撃戦術、さらに守備においても投内連携や内外野の連携ミスに言及し、これらの細かい部分の徹底が得点につながると確信しています

「この秋のキャンプでは、これらをマストで徹底する」と意気込みを表明しました

阿部慎之助監督のこの発言は、選手たちの信頼を重要視していることを示しており、リーダーシップの一環です。戦力ダウンを逆にチャンスと見る考え方は、ポジティブであり、チームの結束力を高める可能性があります。細かい戦術を徹底する姿勢も、野球の戦略がいかに重要かを再確認させます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは? 日本のプロ野球のポストシーズンのことで、各リーグの上位チームがプレーオフ形式で優勝を争います。
  • エンドランとは? 走者が走り出し、バッターが打つことを選択する攻撃戦術の一つで、相手投手や守備の動きをかいくぐるために使われます。
  • 守備連携とは? チームの選手同士が連携して相手打者をアウトにするために連携することを指します。ミスが生じると得点を許す原因になりかねません。

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