この契約は彼が育成選手から成長し、支配下選手としての地位を確立する中で達成されたものであり、松山は改めてその成長を喜びつつも、さらなる高みを目指す意欲を示した
彼は契約更改の後、報道陣に対して、「うれしいですが、もっともっと上を目指してやっていきたい」と語り、担当スカウトの八木智哉さんに深い感謝の気持ちを述べた
八木さんは、松山が無名の選手だったころから足を運んでサポートしてくれた恩師であり、松山はその存在が自身の成長に大きく寄与したと振り返った
今シーズンの松山は、「新守護神」として53試合に登板し、46セーブという成績を挙げ、セーブ王を争った
そのうち、セーブ機会での失敗は、9月6日の巨人戦での1度に留まった
防御率は1.54、勝敗は0勝1敗で、46セーブ5ホールドを記録している
松山は八戸学院大学から2022年の育成2位で中日ドラゴンズに入団し、1年目の23年6月には支配下選手に登録された
昨シーズンにはセットアッパーとして活躍し、最優秀中継ぎ投手に選ばれたこともある
彼の年俸は、育成入団時の300万円からスタートし、支配下登録後に420万円、2年目には1750万円、3年目には5000万円、そして今回の4年目には大幅にアップした1億2500万円となった
来春のWBC(World Baseball Classic)では、侍ジャパンのクローザーとしての役割が期待されており、松山の今後の活躍にさらなる注目が集まっている
松山晋也投手の契約更改は、彼が育成選手から成長を遂げた証とも言えるものであり、彼の努力とチームへの貢献が認められた結果として非常に喜ばしいものです。WBCへの期待も高まる中、今後の活躍にも注目です。
キーワード解説
- クローザーとは?: 野球において試合の終盤に登板し、リードを守るためにゲームを締める役割を担う投手のことを指します。
- 防御率とは?: 投手がどれくらい効果的に打者を抑えられたかを示す指標で、投球回数に対する自責点の割合を計算することで求められます。
- セットアッパーとは?: 試合終盤の前に登板し、クローザーをサポートする役割を持つ中継ぎ投手のことを指します。

