中日・福永裕基選手が契約更改を行い、2700万円でサイン

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中日ドラゴンズの福永裕基内野手(29)は、2025年11月24日にナゴヤ球場近くの選手寮「昇竜館」にて契約更改を行い、800万円の減少となる推定2700万円で契約にサインしました

背番号は7に変更され、今季は3番二塁手としての期待が寄せられていましたが、ケガに悩まされるシーズンとなりました

福永選手は今シーズン、オープン戦のソフトバンク戦で右膝の内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、長期間の離脱を余儀なくされました

この靱帯は膝の安定性を保つ重要な構造で、リハビリには時間がかかることが多いです

5月24日に1軍復帰しましたが、その後のヤクルト戦で左手関節を骨折

再び長期離脱となってしまいました

復帰後、福永選手はチームのクライマックスシリーズ争いのために9月5日に1軍登録されましたが、実戦感覚が戻っておらず、20試合で打率1割7分3厘、1本塁打、3打点という結果に終わりました

オフシーズンには宮崎でのフェニックスリーグや高知・春野での秋季キャンプに参加し、今後の巻き返しを図る意向を示しています

彼は「野球人生をかけた、すごく大事な1年になる

飛躍の1年にしたい」と力強く述べています

来季は二塁と三塁での起用が予想されていますが、「与えられたところで、自分の役割を果たしたい」とし、出場機会を求める姿勢を強調しました

30歳を迎える来季、福永選手は再びレギュラーの座を狙い、さらなる活躍を目指しています

福永選手のニュースは、プロ野球選手としての厳しい現実を反映しています。契約更改の結果は、選手が今シーズンの活躍にどのように影響を受けたかを示すものです。ケガからの復帰に向けて努力する姿勢が印象的で、来季の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 契約更改とは? 選手とチームの間で、契約の内容を更新・見直すことです。選手の成績や市場価値に基づいて報酬が決まることが多く、チームの方針も反映されます。
  • 靭帯(じんたい)とは? 関節を構成する骨と骨をつなぎ、関節の安定性と動きをサポートする柔軟な組織のことです。福永選手が負傷した内側側副靱帯は特に膝を安定させる役割を果たします。

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