西武・佐々木健、育成契約更新で新たな挑戦開始

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 オフに戦力外通告を受けた西武の佐々木健投手(29)が、2025年11月24日に埼玉・所沢の球団事務所で交渉を行い、来季は育成選手として契約を更新した

この契約は、年俸1400万円(推定、現状維持)で結ばれた

 佐々木選手は2020年のドラフトで2位指名を受けた左腕投手であり、若手選手育成の一環として注目を集めてきたが、トミー・ジョン手術を受けたことで今季は育成契約に踏み切ることになった

トミー・ジョン手術とは、肘の靭帯を修復する手術で、特に投手にとってはリハビリ期間が長いことが知られている

 今シーズンは途中で支配下登録に戻ったものの、メジャーリーグでの成績は15試合の登板で防御率5.02と満足のいくものではなかった

戦力外通告を受けたにもかかわらず育成契約を結んだことにより、佐々木選手は再起のチャンスを得ることができた

 西武チームは来季に向けて佐々木選手を先発候補として視野に入れている

交渉の際には、双方で今後の方針について意見を交わし、佐々木選手には新たな挑戦の場が与えられることとなった

多くのリリーフ登板を経験している彼にとって、新たな勝負になるだろう

 佐々木選手は「2月1日からしっかりアピールして、開幕まで支配下へ戻り、ローテーションに入れるように頑張りたい」と語り、意気込みを見せた

今回の佐々木選手の育成契約更新は、彼にとって新たなスタートの機会です。過去の怪我を乗り越え、結果を残せるかどうかは、今後の努力次第になります。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? 投手に多い肘の靭帯を修復する手術で、回復には長い時間を要します。

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