巨人・門脇誠が「夢プロジェクト」に参加、特別支援学校の生徒を支援

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2025年11月24日、東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで、読売ジャイアンツの内野手・門脇誠選手(24)が「門脇×甲子園夢プロジェクト」に参加しました

このプロジェクトは、全国の特別支援学校に通う知的障害のある中高生を対象とした支援活動で、今回は22名の社会人も参加しました

プロ野球選手としての技術を活かし、門脇は内野守備と打撃の実演指導を行い、さらに紅白戦では投手としても活躍しました

また、生徒たちと共に334段の階段を駆け上がるトレーニングにも参加し、その難しさから「地獄…」と冗談を交えながら倒れ込む姿も見受けられました

プロ入り前の2022年から続けられているこの練習会は、今回で3回目

門脇選手は「プロに入ると決めた時から、この子たちのために活躍して、もっとすごいと思ってもらえるような選手になりたい」と思いを語りました

自分の活動が少しでも彼らの人生にポジティブな影響を与えられればという願いが込められています

さらに、彼は「常につながっている」というメッセージを込めたシリコンバンドを自費で生徒たちにプレゼントする計画も発表

これは、彼のグラブと同じ色で、来季のシーズンに着用する予定です

これに対し、彼は「NPBの許可が下りれば、ずっとつけますよ」と意気込みを語りました

3年目となる今季、門脇選手は81試合に出場し、打率は2割2分3厘と自己ワーストの結果に終わり、初めての2軍降格も経験しました

彼は「良い時は、ほぼなかった

単純に実力不足でした」と回顧し、悔しさを隠しませんでした

このプロジェクトを通じて、子どもたちの期待を肌で感じたという彼は、「恥ずかしいところは見せられない

はい上がるしかない」と、今後の活躍に向けた決意を新たにしました

今回の門脇誠選手の活動は、特別支援学校の生徒たちにとって非常に意義深いものでした。彼自身もプロ選手として成長し続けるために、こうした交流が必要なのではないかと感じます。今後の彼の活躍が、さらなるインスピレーションとなることを期待しています。
キーワード解説

  • 特別支援学校とは?:特別支援学校は、学習や生活に特別な支援が必要な子どもたちのための学校です。主に知的障害、発達障害などのある子どもたちが通い、教育を受けることを目指します。
  • シリコンバンドとは?:シリコンバンドは、柔らかいシリコン素材で作られた腕につけるバンドのことです。色やデザインが豊富で、メッセージやロゴを入れることもできます。普段着でも使えるため、注目を集めています。
  • NPB(日本野球機構)とは?:NPBは、日本のプロ野球リーグを統括する組織で、国内のプロ野球チームの運営やリーグ戦の管理を行っています。プロ野球選手やファンにとって重要な役割を果たしています。

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