今井達也、メジャー移籍に向けた思いを語る
今オフ、埼玉西武ライオンズの今井達也選手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグベースボール(MLB)への移籍を目指している彼はTBS系列の「S☆1」に出演し、自身のメジャーへの思いを率直に語った
今井は高校時代、2016年に夏の甲子園で優勝し、同年のドラフトで埼玉西武から1位指名を受けて入団した
その後、プロ5年目にして初めて規定投球回数に達し、8勝を挙げたことが、彼のメジャー挑戦への意欲を高めるきっかけとなったという
MLBに移籍する際、選手はNPB(日本プロ野球)とMLBで使用されるボールやマウンドの違いに戸惑うことが多い
特にMLBでは、投球の際に使用するボールが変化球の曲がり具合に影響を与えることが知られている
今井は、自身の武器であるスライダーについて、「曲がりが大きくなるのはあまり好まない」と述べ、移行に対する懸念を示した
新天地となるMLBでは、対峙する打者が日本よりも高身長であるため、速球を生かした投球を計画している
「日本の4シーム、真っ直ぐが使いやすくなる
リリースポイントが低く、低いところから高めに投げる浮き上がるような真っ直ぐが、自分の持ち味」と、今井は話した
また、今井は「アメリカに行くことで、文化や環境の違いを肌で感じたい」とも語り、メジャーでの挑戦が自身の成長につながることに期待を寄せている
「みんなが目指しているワールドチャンピオンを目指して頑張りたい」と強い意気込みを見せた
今井がMLBの舞台でどのような投球を披露するのか、ファンや関係者の期待が高まっている
今井達也選手がメジャーリーグへの意欲を強く表明したことは、ファンにとって非常に喜ばしいニュースです。彼の実力がどのように発揮されるのか、多くの野球ファンが注目しており、メジャーとの違いを克服できるかが大きなポイントになるでしょう。新しい環境での成功を期待したいです。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手が他国に移籍する際に利用できる制度で、選手の権利を保障しつつ移籍を可能にします。
- 規定投球回数とは?:プロの投手が公式記録として認められるために必要な投球回数で、これを達成することで選手の実力が評価されます。
- スライダーとは?:投手が投げる変化球の一つで、ボールが横に曲がったり、沈む特性があります。主に打者のタイミングを外すために使われます。
- 4シームとは?:投球時にボールを4本の縫い目に寄せて投げる方法で、直球の中でも最も速さが出る投球スタイルです。

