プロ2年目の辻本選手は、今季開幕から一軍に昇格し、ルーキーイヤーの昨季を上回る29試合に出場しました
しかし、打率は1割3分2厘と厳しい結果となり、ウエスタン・リーグでは34試合に出場し、打率3割1分4厘を記録、3本塁打を放つなど、二軍での活躍が目立ちました
辻本選手は、「一軍ではなかなか思うような結果を出せず、スタメンで出た試合でも貢献できなかったことがありました
今季は野球人生で一番悔しさや苦しさを感じたシーズンでした」と振り返りました
さらに、オフシーズンに行う自主トレーニングでは、元ソフトバンクの選手、上林選手の紹介を受けてソフトバンク・今宮選手に指導を仰ぐ意向を示しています
辻本選手は、「右打ちで小技もでき、一発も打てる選手を目指しているので、今宮選手の考え方や技術を学びたい
守備に関しても内野手の仲間から多くのことを吸収できればと思っています」と、新たなシーズンに向けて意気込みを見せました
辻本選手の契約更改は、彼のこれまでの成果と今後の期待を示しています。特に、二軍での好成績を持つ一方で、一軍の成績が低調であった点は多くの選手が抱える悩みであり、今後の成長に注目が集まります。新たなトレーニング先として今宮選手を選んだことも、彼がさらなる成長を目指す姿勢の表れでしょう。
キーワード解説
- 契約更改とは? 選手がチームとの間で年俸や契約条件を再確認し、新たな設定をすることを指します。
- 打率とは? 選手が試合で安打を記録した割合を示す指標で、数字が高いほど打撃力があるとされます。
- 自主トレーニングとは? オフシーズンに選手が個々に行うトレーニングで、スキル向上や体力強化を目的としています。

