草加投手は、2023年のドラフト1位指名を受け入団直後に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は実戦復帰の年となったが、思ったような結果は残せなかった
今季、草加投手はチームの最終戦となる10月1日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初登板・初先発を果たしたものの、3回1/3を投げ8安打5失点と苦しい内容でプロ初黒星を喫し、防御率は13.50という結果でシーズンを終えた
二軍では12試合に登板し、45回1/3を投げて1勝0敗、防御率3.38を記録している
草加投手は「自分自身にとって勝負の年となる」と来季への意気込みを語った
特に、スライダーとストレートの腕の振りの差をなくすことに力を入れており、1月には涌井秀章投手(39)から自主トレに誘われ、「涌井師匠に弟子入りします」と意気込んでいる
涌井選手の厳しいトレーニングで下半身を鍛え、ドラフト1位本領発揮のシーズンに向けて準備を進める
草加勝投手の契約更改は、彼の今季の苦しみを象徴するものとなりました。彼の成績は期待に応えられなかったかもしれませんが、来季の目標に向けた意気込みは強く、涌井選手からの指導を受けることは、成長への大きな第一歩となるでしょう。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?関節に負担がかかる投球により、肘の内側の靭帯を修復する手術で、投手にとっては非常に重要な手術です。
- 防御率とは?投手が1試合あたりに許した失点の平均を表す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。
- スライダーとは?横に曲がる変化球で、投手が打者を惑わせるためによく使う球種です。

