その場で、彼は今オフは“侍モード”を継続しつつ調整に努める方針を明かした
来年3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出される可能性があり、その場合、シーズン開幕より約1カ月早くピークを持っていく必要があるため、早めに準備を進めていることを強調した
小園選手は、「(WBC日本代表に)選ばれればありがたい
練習は今もしているが、選ばれるかどうか分からない
しかし、準備をしておかないといけないと思っている」と述べた
彼は試合勘の維持が課題であるものの、体を万全に保つためのトレーニングに励んでいる
プロ野球選手にとってオフシーズンはチームイベントや交流が増える時期だが、小園選手は無休で体を動かし続ける計画を立てている
マツダスタジアムを拠点に、打撃練習やウエイトトレーニングを行い、他の侍ジャパン候補選手との意見交換を通じて相互に刺激を受けている
彼は、今年の秋から3年連続で代表選出されており、昨年の井端ジャパンでは17試合で打率・406、2本塁打、11打点といった輝かしい成績を収めた
この実績を踏まえ、WBC本戦の選出を視野に入れた調整を進めるのは当然の選択と言えるだろう
さらに、小園選手は今季、7年目で初タイトルとなる首位打者と最高出塁率の2冠を獲得し、監督も「(来季のレギュラーで)決まっているのはファビアンと小園だけ」と評価しているが、自身がレギュラーに決定したとは全く思っていない
小園選手は「結果を残さなければならないというプレッシャーがあるが、逆に負けるつもりはない」と強い意気込みを見せている
今シーズンのオフも小園選手は果敢に挑戦し続ける姿勢を崩さず、流した汗が必ずや素晴らしい結果に結びつくことを信じている
彼の努力が今後、いかにチーム内競争に影響を与えるのか注目したい
小園選手がオフの期間に入念な準備をしている姿勢は、プロ野球選手としての意識の高さを表している。特にWBCを控えたこの時期に、他の選手と意見を交換し、自らの調整法を見直す姿勢は、競争心と成長意欲を強く示している。また、首位打者と最高出塁率の2冠を獲得した実績があるだけに、次のシーズンに向けても負けられないという信念が感じられる。
キーワード解説
- WBCとは? ワールド・ベースボール・クラシックの略で、国際的な野球トーナメントです。各国の強豪選手が集まり、世界一を争います。
- 首位打者とは? シーズンに最も多くの安打を記録した打者に与えられるタイトルで、選手の打撃力を示す重要な指標です。
- 最高出塁率とは? 出塁率は、選手が出塁する割合を示す数値で、最高出塁率はシーズンで最も高い出塁率を記録した選手に与えられます。

